Webライターとして活動する中で「もう無理かもしれない」と感じる人は少なくありません。
現に私自身、Web記事を書く日々を送っていた時に、Webライターとして生き残るのは厳しい、と感じていました。私は結果としてWebライターとして働き続ける道に挫折をし、別の職種に変える事にしました。
私自身の挫折経験を、あなたには味わってもらいたくありません。
そこでこの記事では、Webライターが挫折する王道のパターンを挫折しないための具体的な対処法と共に解説します。
さらに後半では自身の経験から感じたWebライターとして働き続けるためのポイントについても触れております。
最後までご覧いただければ、挫折のリスクを減らすだけではなく、Webライターとして成功するために必要なこともわかるはずです。
企業のWeb担当者で発注担当者のケンジ
Web系クリエイターに仕事を依頼する企業の発注者責任者
早稲田大学卒。2015年からWebライターとしてWeb業界にデビュー。最初はライターとして年間200記事超えのペースでコンテンツ作成を担当。
その後、コンテンツディレクター、Webメディア運営の責任者にキャリアアップし、累計12のWebメディアをグロースさせる。現在は人材・教育系の会社でWeb事業部での責任者を務め、Web系フリーランスの方々にお仕事を発注している。
自身も現役のWeb人材であると共に、累計で100名程のWeb系職種の方と大なり・小なりのお仕事をしてきた事からWeb系人材のキャリア形成に精通している。
挫折しやすい人の7つの特徴
私自身のWebライター経験と50人以上のWebライターと仕事をした経験での話になりますが、これから取り上げる7つの特徴のうち1つまたは複数を満たしている人はWebライター生活に挫折をするケースが多いです。
- 在宅ワークに対する憧れが強い人
- 会社員並みの年収をいきなり求める人
- 自由にのびのびと働きたい人
- 単発の案件しか受けられない人
- 一人で黙々と作業するのが苦手な人
- パソコンの操作が苦手な方
- ライティングの仕事を楽だと思っている人
在宅ワークに対する憧れが強い人
在宅でのんびり働ける「キラキラ在宅ワーク」に憧れてWebライターになる人は挫折をしやすいです。
なぜなら、Webライターの仕事は在宅で働ける仕事ではありますが、決して華やかで楽な仕事ではないためです。
むしろ、人と話さずに黙々と一人でWeb記事を書き続ける仕事なので地味です。しかも毎日黙々とWeb記事をパソコンで書く事が仕事になりますので、ひたすらタイピングをする大変な仕事でもあります。
そのため、Webライターの仕事は在宅でできるとはいえ、Web記事を書き続ける行為を楽しい、と思えない人にとっては苦しい働き方にもなり得ます。
自宅でのんびりと働ける、という在宅ワークの見せかけのイメージや憧れからWebライターになることはおすすめできません。
会社員並みの年収をいきなり求める人
Webライターになってすぐに会社員と同等の年収を求める人は収入の低さからWebライター生活に挫折する可能性があります。
なぜなら、十分なライティング経験のないWebライターが受けられる案件は、単価が高くないためです。さらに言えば、低いケースの方が多いくらいです。
例えばクラウドワークスで初心者のWebライター向けの仕事を探す場合、文字単価が0.3円程度のものが多いです。文字単価が0.3円の場合、1,000文字を書いても300円しか得られません。
ちなみに私がWebライターとして働いていた時に1時間あたりに書いていた文字数は1,500文字くらいでした。
仮に文字単価が0.3円の場合は、時給が450円(1,500×0.3)です。安いですよね。
しかもフリーランスのWebライターの場合、サラリーマンと違い、1日8時間分の仕事がある保証がありません。案件を獲得できずに仕事がない間はパソコンと向き合っても1円もお金が入ってきません。
そのため、先ほど取り上げた時給450円も安定して獲得できる保証はなにもないのです。つまり、Webライターになってすぐに会社員時代の年収を求めるのは現実的ではありません。
関連記事:稼げないWebライターの特徴と儲からない状態からの脱却のコツ
自由にのびのびと働きたい人
自由にのびのびと働きたい、という理由でWebライターになる人は挫折しやすいです。
なぜなら、Webライターの仕事は自由にのびのびと働ける仕事ではないためです。
確かに、自由に海外旅行をしながら旅行先で記事を書く、1日2時間だけ働く、という働き方をしているWebライターの人も一部にはいます。
InstagramやYoutubeではそういった働き方を公開しているWebライターの人も少なくありません。
しかし、大多数のWebライターは自由な働き方を実現できていないのが実情です。
現にWebライターの仕事には納期がある以上、納期に間に合うように働かなければいけないので、のびのびと自分のペースで働くのは難しいです。
しかも、会社員のように有給もない上に週休2日も保障されていません。
その結果、Webライターになってからの仕事時間は、会社員時代よりも増えることも割とあります。
そのため、のびのびと自由に働きたい人がWebライターになると現実とのギャップから挫折する恐れがあります。
単発の案件しか受けられない人
単発のライティング案件しか受けられない人は、Webライターとして働き続ける生活に挫折する傾向があります。
なぜなら、単発のライティング案件しか受注できない場合、収入に加えて毎月の仕事量にも大きな変動が出るためです。
例えばある月に記事単価1万円の単発の案件を20案件受けたとします。
その場合の月の収入は1万円×20の20万円です。一方で受けた案件は単発である以上、翌月には20万円の収入の保証はありません。
しかも、獲得した20の案件は単発である以上、翌月に新しい案件を獲得しなければ翌月の収入は0になる可能性もあります。
単発の案件ばかりを受け続ける場合、突然収入が無くなる事や大きく減る不安が消えることはありません。
この収入関連の不安がストレスになり、Webライター生活に挫折する人は少なくありません。
一人で黙々と作業をするのが苦手な人
一人で黙々と作業をするのが苦手な人は、Webライター生活に挫折をする可能性が高いです。Webライターの仕事は基本的には一人でコツコツとパソコンと向き合う作業です。
働き方としては、記事を納品する期日があり、期日までに記事を執筆して納品する、という形式です。
会社員みたいに上司がいてタスクの進捗をチェックしてくれたり、不明点を気軽に相談できる同僚もいません。
そのため、一人で黙々とパソコンと向き合ってWeb記事を書き続ける事を楽しいと思えないと挫折する可能性が高いです。
パソコンの操作が苦手な方
パソコンの操作が苦手な人は、Webライター生活に挫折する可能性が高いです。
なぜなら、Webライターの仕事はパソコン作業が多いためです。Webライターになると携わることになるパソコン作業の一例としては以下があります。
- クライアントとのメールのやり取り
- パソコンを使ってのクライアントとのミーティングや面談
- インターネットを使っての情報収集
- クライアントから送られる圧縮ファイルの解凍
- WordやGoogleドキュメントを使っての文章執筆
- 納品した記事に伴う請求書の発行業務
上記以外にもパソコンを使う作業が多い以上、パソコンを利用するのが苦手な場合はWebライターとして働き続けるのは大変です。
もちろん、Webライターになってからブラインドタッチを覚えたり、パソコンの基本操作を覚えれば業務に取り組むことはできます。
ただし、パソコンに苦手意識を持つ場合はゼロから覚えるのは大変です。そのため、パソコンの操作が苦手な場合、Webライターという働き方に挫折する可能性がある点は押さえておきましょう。
ライティングの仕事を楽だと思っている人
ライティングの仕事を楽だと思ってWebライターになる人も挫折する可能性が高いです。なぜなら、Webライティングの仕事は楽ではないためです。
私自身のWebライター経験を振り返ると、Web記事を書き続けることは脳疲労の面でも体の疲れの面でも精神疲労の面でも大変でした。
大変だったことについては、簡単にまとめてみましたのでご覧ください。
- 毎日ひたすら文字をタイピングをすると指が痛くなる
- 毎日パソコンを長時間見ることになるので眼精疲労が慢性化する
- ライティングの納期に追われる心理的なプレッシャーと向き合う必要がある
- ライティングの仕事が終わらないと休みなく働かなければいけない。
「楽そう」という理由でWebライターになる場合、働く中で生じることがある心や体の疲れに負けて挫折してしまう可能性があります。
よくある挫折パターンとその対処法
次にWebライターのよくある8種類の挫折パターンと各パターンの対処方法をセットで解説します。
まず最初に今回取り上げる8種類の挫折パターンをまとめてみましたので、ご覧ください。
- 案件を取れずに断念をする
- 時給換算の低さに絶望をして辞める
- クライアントの厳しい言葉でメンタルがダウンする
- 理不尽なクライアントと関わって疲弊する
- スキル・知識不足で全然書けない
- 常に仕事のことが頭を離れず心身が疲労困憊する
- 家族や恋人に仕事が理解されない
- 毎日Web記事を書き続ける生活で疲労困憊になる
案件を取れずに断念をする
Webライターとして働く際には、初めての案件獲得が一つの大きな壁になることがよくあります。
案件を取れないと、収入が得られないので、収入0の状態に耐え切れずWebライター生活に挫折する結果になりがちです。
仕事が取れない事による挫折を防ぐために意識をしておきたいアクションは以下の通りです。
- 複数のクラウドソーシングサイトに登録をする
- ブログやSNSをはじめてあなた自身の知名度を上げる
- 最初は低単価でもよいので案件を獲得して実績を作る
- 企業に送る自己紹介メールを工夫する
- 1社ではなく、複数の企業の案件に応募する
- 結果が出なくても最低でも1か月は上記の5つを継続する
上記を続ければ、いつかは案件が取れるはずです。
実績がない初心者の間は案件に応募しても企業から連絡が来ないことがよくありますので、複数の企業の案件に同時に応募することを続けましょう。
時給換算の低さに絶望をして辞める
Webライティングの仕事を始めると、時給換算の低さに絶望をして挫折しそうになる事があります。
ライターは働いた時間が収入に直結しない
Webライターの仕事は時給制のアルバイトとは違い、記事を納品した時に既定額の報酬が発生します。
記事の納品に対して報酬が発生する以上、何時間執筆作業をしようとも、記事の納品が完了するまでお金は振り込まれません。
それに1記事5,000円の案件において、1記事を書き上げるのに20時間がかかったとしても報酬額は5,000円です。20時間で5,000円の報酬である以上、時給換算での単価は250円です。(5,000円÷20時間=250円)
時給だけに目を向けた場合、コンビニやカフェのバイトの時給よりもはるかに少ないです。時間単価での報酬額の低さに絶望をしてWebライター生活に挫折する事はよくあります。
実績を作る事とスピードアップが鍵
時給の低さで挫折しそうになった場合に心がけたい事は、実績を積み重ねる事と記事作成のスピードを上げることです。
まず実績を積み重ねれば、実績がない時と比べると単価を上げることができます。
例えば先ほどの1記事単価が5,000円から1万円に上がれば、ライティングに20時間かかっても時給は500円になります。(1万円÷20時間=500円)1記事の単価が倍に上がるだけで時給は2倍になります。
加えて、記事作成のスピードも同様です。5,000文字5,000円の案件において、1時間に500文字しか書けない場合は、10時間がかかります。
一方で1時間で1,500文字書けるようになった場合、5,000文字を書くのに3.3時間程度の時間で仕事が終わります。5,000円の案件を3.3時間で達成できれば時給は1,500円を超えます。(5,000円÷3.3時間=1,515円)
以上のように、実績を積み重ねる事と仕事のスピードを上げれば自ずと時給換算での単価は改善します。
そのため、時給の低さに挫折しそうになった時も腐らずに地道に実績を積み上げる事と執筆スピードの改善に取り組むようにしましょう。
クライアントの厳しい言葉でメンタルがダウンする
クライアントから厳しいフィードバックを受けることで心がボロボロになり、Webライター生活に挫折する人は少なくありません。
決して多くはありませんが、企業の担当者の中には、心無い言葉をあなたに投げかけてくる人もいます。
一部のひどい企業の担当者が行う厳しいフィードバック
ひどい企業の担当者が度々使う厳しいフィードバックの一例は以下の通りです。
- 次、こんなの出してきた場合は、取引終了になるかもしれません。
- こんなレベルで本当にプロなんですか?
- 前指摘した内容がどうして反映されていないんですか?
- あなたは当社が提携している他のライターさんと比較すると実力が低いです。
- プロなんだから、もっとまともな記事書いてくれませんか?
- 今までどんな働き方してきたんですか?
- こんな記事じゃ、サイトに公開できないです
今取り上げたような心のない言葉を言われるのはきついですよね。
クライアントにきつい言葉を何度も言われると心が疲れてしまうので、Webライター生活の挫折に繋がります。
厳しいフィードバックを言われた際の対応方法
厳しいフィードバックを言われた場合は、適切な対応をすることが大切です。参考までに主な適切な対応方法をまとめてみましたので、ご覧ください。
- 指摘の内容がまともな内容であれば次は気を付けるようにする
- モラハラのような発言がある場合は二度とその会社とは取引をしない
理想は批判的なフィードバックを相手からの個人的な攻撃と捉えるのではなく、成長の機会と捉えることです。そのため、できるのであれば、ご自身の側に改善すべき点があれば、改善するようにしたいです。
しかし、明らかに悪意がある言葉や個人攻撃のような言葉を言われると心が壊れるので、きつい場合はその環境から離れるのが一番です。
理不尽なクライアントと関わって疲弊する
Webライターとしてのキャリアを進めていく中で、理不尽なクライアントとの関わりから疲弊して挫折することがあります。
なぜなら、あまりに理不尽な相手と接していると仕事を続ける事が苦しくなるためです。よくある理不尽なクライアントのケースとしては以下の通りです。
- 納品物に小さな誤字がある事で減額を打診してくる
- 記事を納品したのにライティング報酬を振り込んでくれない
- 納品が遅れた時に損害賠償を請求すると脅してくる
- 案件に取り掛かっている途中で案件の停止を打診してくる
- 記事執筆の途中に案件の要件の変更を一方的に通告される
- Webミーティングの際にセクハラ、モラハラに該当する発言をしてくる
- チャットやメールで暴言や理不尽な要求を投げかけてくる
こんなクライアントと仕事をすると、ストレスはたまるものの、お金は全然たまりません。そのため、今取り上げたような理不尽な目にあった場合は、その相手からは離れましょう。
世の中には一定数理不尽なクライアントはいますが、まともなクライアントもいますので、取引相手を変えるのが賢明です。
スキル不足や知識不足が原因で全然書けない
スキル不足や知識不足が原因で質の高い記事を書けないことは、Webライター生活の挫折に繫がる事があります。
なぜなら、Webライターの仕事は記事を納品しないと通常は報酬が振り込まれない以上、記事を書けない、ということは仕事にならないためです。
実は高品質な記事を作るのは簡単ではありません。現に高品質の記事を1記事書きあげるためには、最低でも以下の能力が求められます。
- 正確な情報を書くために不可欠な情報収集力
- 収集した情報をまとめる情報の整理力
- 整理した情報を元に記事を書くライティング力
- 論理的な文章を書くためのロジカルライティング力
- 書いた文章を修正・校正する編集力
どれか1つでも能力が欠ける場合、質の高いWeb記事を書きあげるのは難しいです。そのため、クライアントに望まれる水準の記事を納品することは誰でもできる事ではありません。
結果として、記事を書けない、という状況に直面してしまい、Webライター生活に挫折をすることは割とあります。
スキル不足は練習量で改善する
スキル不足を感じた場合は、Webライティングの勉強と実際に記事を書く実践の場を増やすことが欠かせません。
Webライティングの勉強に関しては、スキル不足を感じている分野の本を購入し、その本の内容を何度も読むことが有効です。
例えば、ロジカルなライティングが苦手な場合、PREP法やSDS法といったWebライティングの型を学べる書籍を買って何度も読みましょう。
また、必要に応じて例文の写経も役に立ちます。
私自身、リードパラグラフを書くのが下手でQUESTや新PASONAの法則の例文を何度も書いていました。
それに、実践の場を増やす、という点においては自身でブログを運営するなどしてWeb記事を書く経験を増やすことも有効です。
本で学んだ内容を体で覚えるためにWeb記事を書く量を増やせば、徐々にWebライティングの能力が上がるはずです。
関連記事:Webライターがブログを始めるメリットとは?
常に仕事のことが頭を離れず心身が疲労困憊する
仕事が頭から離れず疲労困憊する事はWebライター生活の挫折に繋がります。大前提の話になりますが、Webライターの仕事には締め切りがあります。
そのため、締め切りが近くなると日々時間に追われるので常に頭の中から納期が離れなくなることがあります。
私自身の経験になりますが、クライアントと約束した納期に遅れる恐れがある際には、友達と遊んでいても、「明日までに記事を納品しないといけないのに、遊んでいて大丈夫なのかな?」という罪悪感に苛まれていました。
以上のような、常に仕事が頭から離れないことによる精神的疲労により、Webライター生活が挫折する人は少なくありません。
記事執筆の納期が頭から離れないことによる疲弊困憊を防ぐために心がけたいポイントをまとめてみました。
- 無理な量の仕事を受けない事でパンクしないようにする
- あらかじめ仕事をしない日を最低でも週に1日は決めた上でスケジュールを組む
- クライアントに相談をして納期には余裕を持たせてもらう
経験上、無理な納品スケジュールを組まずにWebライティングに取り組めるようにするだけで、精神的な疲労を抑える事ができます。
そのため、無理のないペースでWebライターの仕事に取り組めるようにスケジュール管理とクライアントとの間での納期のすり合わせをしましょう。
家族や恋人に仕事が理解されない
家族や恋人に仕事が理解されないことは、Webライター生活の挫折に繋がる原因の1つになります。
大前提の話になりますが、Webライターの基本的な働き方は在宅でパソコンと向き合って作業をすることになります。
家でひたすらパソコンをいじるあなたの姿を見ると、平日に会社に行っていないので、「無職の人」と恋人や家族や近所の人に誤解される事があります。
私自身、平日の昼間に家の近くのカフェで黙々と記事を書いていたところ、店員の人に「あの人また来たよ、絶対無職だよ」とひそひそ話をされたこともありました。
それに、両親にも働き方が理解されず、「普通に正社員として働け」と言われていました。
万が一、当時の私のように、Webライター特有の働き方が理解がされない場合は、以下を実践するとよいでしょう。
- きちんと稼いでいることが伝わるように収入の証明を見せる
- 働き方を理解してもらえるように一度きちんと話し合ってみる
- どうしても理解されない時には別居や距離を置くことも考える
ちなみに私の場合は、両親との折り合いが悪くなったので、家を出て別居する事を選びました。
家族や恋人といった身近な人に働き方を理解されないのはストレスになりますし、Webライター生活の挫折の原因の1つになります。早急に何らかの手を打ちましょう。
毎日Web記事を書き続ける生活で疲労困憊になる
Web記事を書き続ける生活に疲れることは、Webライター生活に挫折する原因の1つになります。
Webライターとして働くと体も頭も酷使する事になり、何か月・何年と続けると純粋に疲れがたまってくるためです。
体に関しては毎日パソコンの画面と向き合う以上、目を酷使します。それに、日々タイピングをするので指も痛くなります。
また、頭に関しても情報を整理したり、文章の論理構成を組み立てる、といったことを毎日何度も行うと脳疲労がたまります。
特に、情報収集の一環で短期間で大量の情報を頭に入れることを毎日行うと本当に疲れます。
もしあなたが、体も頭もWebライター生活をやる中で疲れているようでしたら以下の実践をおすすめします。
- 1時間に1回は5分程度パソコンから目を離す
- 疲れをためないためにも睡眠は7時間程度は取る
- 意図的に仕事をしない日を作る
意図的に休むことで、疲れをためすぎないことが大切です。Webライター生活で挫折をしないためにも疲労を抑える事を意識的に実践しましょう。
Webライターとして働き続けるために心がけたいポイント
次に挫折せずにWebライターとして長期間働き続けるためにも心がけたいポイントを8つご紹介します。
- 適宜相談ができるライター仲間を作る
- 適宜の成長を楽しむようにする
- 月ごとの目標を決めた上でやるべき事とやらなくてよい事を分ける
- 忙しい中でも週1日は運動する
- ライティングスキルを伸ばす
- 適宜クライアントと適切な交渉をする
- 仕事をしない時間帯や曜日を決めておく
- 高単価でも難しい仕事は最初は避ける
適宜相談ができるライター仲間を作る
Webライターがライター生活を挫折しないためには、適宜相談ができるライター仲間を持つことが大切です。
ライター仲間はあなたと同じような働き方をしているので、あなたが抱えている悩みや苦難を理解してくれることが多いです。
それに、あなたが抱えている問題に対して解決に繫がるアドバイスをしてくれることもあります。
同じ働き方をしている同志となる仲間を作り、適宜連絡を取り合うことは、モチベーションの維持や孤独から抜け出す事にもつながります。
自ずと精神的な疲労や挫折リスクも軽減できますので、Webライター生活に挫折しないためにもライター仲間を作る事は非常に有効です。
適宜の成長を楽しむようにする
Webライター生活に挫折しない秘訣は、Webライター生活を続ける中で感じる適宜の成長を楽しむことです。
小さな成長であっても自分で気づいていけば、やりがいを覚えたり、つらい時にも「もう少し頑張ってみよう」と思えたりするものです。
参考までに私自身がWeb記事を書き続ける日々を送っていた時に感じた成長の一例をまとめました。
- 1時間あたりに書ける文字数が1,000文字を超えるようになった
- 誤字・脱字がゼロの記事を納品することが出来た
- 厳しいフィードバックが明らかに減ってきた
- 作成したSEO記事が上位表示されて褒められた
- 1日で2本の記事を書けるようになった
- 記事執筆に加えて記事の構成案作成まで任されるようになった
今取り上げたのは私のケースですが、Webライターを続けていれば小さな成長を感じることはよくあるはずです。
小さな成長を適宜感じることがあれば、なかなか単価が上がらなかったり、毎日期日に追われて苦しくなっても挫折しにくくなります。
月ごとの目標を決めた上でやるべき事とやらなくてよい事を分ける
月ごとの目標設定をすることは、Webライター生活で挫折しないためにも非常に大切です。
月ごとの目標を決めておくと、月単位でやるべきことが明確になる事に加えてやらなくてよい事も明確になります。
例えば、今月の目標として以下の3つを定めたとします。
- Web記事を10本納品する
- コンテンツSEOに関する本を1冊読む
- 新規で直接取引をする企業を1社作る
その場合、10の記事作成に取り組むための案件の獲得、決めた書籍の読破、直接契約を実現するための営業活動、の3つが必須になります。
一方で、デザインの勉強をしたり、ブログの運営を始めることは目標の達成に直結しないので、やらなくてよいアクションになります。
以上のように、月単位で達成を目指す目標を決めれば、目標の達成と関係のある行動と関係のない行動を分けられます。
その結果として、何をやればよいか分からなくなったり、色々なことを頑張りすぎてキャパオーバーになる事を防げます。
忙しい中でも週1日は運動する
Web記事作成に追われて忙しい中でも週1日は運動をすることをおすすめします。私自身のWebライター時代を振り返っても定期的に運動をすることは明らかにポジティブな効果があったためです。
私自身が感じた、Webライターが定期的に運動に取り組むことで得られる主なメリットは以下の通りです。
- 運動をしている間は仕事の事が頭を離れるので気分転換になる
- 運動をした日は眠りが深くなるので、翌日の仕事がはかどる
- ライター生活を続ける中で来る腰痛や肩こりの改善に繫がる
- 良い汗をかけるのでストレスの軽減になる
運動の種類については、軽いランニングでもプールや筋トレでも問題ありません。何らかの運動を定期的に行うことはWebライター生活を継続する際に有効です。
ライティングスキルを伸ばす
挫折せずにWebライターを続けるためには、ライティングスキルを伸ばし続けることが欠かせません。ライティングスキルを伸ばし続けることは収入の面でも自由時間を増やす事にも役に立つためです。
まず収入については、Webライターとして納品する記事の質が上がれば、より文字単価の高い案件に採用される可能性が上がります。
無事に今よりも文字単価の高い案件を受注できれば、これまでと同じ文字数を毎月書くだけで月収が上がります。
また、Webライティングのスキルを伸ばし、記事を書くスピードや文字単価を上げられれば、今の収入をより短い時間で稼ぐ事も狙えます。その結果、仕事以外に回せる時間を増やすことができます。
以上のようにWebライターとして働き続けるのであれば、ライティングスキルを伸ばし続けることはメリットばかりです。
適宜クライアントと適切な交渉をする
挫折せずにWebライターとして活動を続けるためには、必要に応じてクライアントと適切な交渉を行うことが重要です。
単価アップや納期の見直しは、基本的にクライアント側から提案されることはほとんどありません。
そのため、働き方の調整や報酬の引き上げを希望する場合は、Webライター自身がクライアントに対して交渉を持ちかける必要があります。
クライアントに交渉する際に重要になるのが、適切なタイミングと根拠を持った提案です。
以下のポイントを意識することで、スムーズに交渉を進められます。
交渉のコツ | 詳細 |
|---|---|
実績を積んだタイミングで交渉する | ある程度の執筆実績を積み、クライアントからの信頼を得た上で単価交渉を行うと、受け入れられやすい。 |
具体的な根拠を提示する | 「記事の品質向上」、「納品速度の改善」、「納品した記事の数値的な成果」といった条件の見直しに値する根拠と共に打診をする。 |
交渉の選択肢を用意する | 「文字単価の引き上げ」だけではなく、「継続案件の増加」、「作業範囲の調整」など、複数の提案を準備することで合意しやすくなる。 |
冷静かつ丁寧に交渉する | 感情的にならず、ビジネスの視点で冷静に伝える。クライアントにとってのメリットも提示しながら話を進める。 |
適切なタイミングで適切な交渉をし、あなた自身の要望を聞いてもらえれば、働く環境が劇的に改善する可能性があります。
働く環境の改善はWebライター生活の挫折リスクの軽減に繫がります。適切なタイミングで適切な交渉を行うことを検討しましょう。
仕事をしない時間帯や曜日を決めておく
Webライターとして長く働き続けるためには、仕事をしない時間帯や曜日を決めておくことも大切です。
Webライターの働き方は意図的に休みを取らない場合、ずっと自宅に引きこもって働き続ける事になりかねません。
ライティングの仕事が本当に好きであれば、休みなく年中働くのも悪くはありませんが、休みを全く取らないとオーバーワークで疲弊します。
私自身の経験になりますが、3か月ほど休みなく毎日10時間以上Web記事を書き続ける生活をしたところ、以下の症状が現れました。
- 首と肩のコリがひどくなる
- 毎日高速でタイピングをすることにより、指が腱鞘炎になる
- パソコンを見続けることによる慢性的な眼精疲労が発症する
- 常に仕事のことが頭を離れないことから来る精神疲労の慢性化
- 毎日同じような生活をするために日々の生活に刺激を感じなくなる
参考まで上記の症状は週1日は休むようにしたところ、どれもなくなりました。あなた自身の心身の健康のためにも、定期的にWebライティングから離れる時間を意図的に設ける事は実は大切です。
高単価でも難しい仕事は最初は避ける
Webライターとして長く働き続けるためにも、初心者の間は高単価であっても難しい仕事は避けることが望ましいです。
高単価の案件は難易度が高く、納品物を制作する際に要する時間が長くなることがあります。
そのため、作業に要した時間と報酬を照らし合わせると割に合わないことがあります。例えば、1記事5,000円のAという案件と1記事1万円のBという案件があったとします。
額面だけ見れば、Bの方が割がよさそうですが、Aの完成には5時間、Bの完成には20時間かかるとどうでしょう。
時給換算をするとAの案件は1,000円(5,000円÷5時間)である反面、Bの案件は500円(1万円÷20時間)となります。
時給換算で考えると見かけ上は報酬単価が低いAの方がお得な案件です。
高単価で、難易度も高くなさそうな案件であれば応募する価値がありますが、時間がかかりそうな案件は引き受けると損をする可能性もあります。
そのため、初心者の間は高単価でも難しそうな仕事は意図的に避けましょう。
Webライターとして成功するための3つの秘訣とは?
次に挫折せずにWebライターを続けるだけではなく、Webライターとして成功するための3つの秘訣について紹介します。まずはじめに今回取り上げる3つの秘訣をまとめてみました。
- 継続的に案件をもらえる企業を持つ
- スキルアップをして単価を上げられるようにする
- 自ら企業に案件の提案をする
秘訣1:継続的に案件をもらえる企業を持つ
継続的に案件をもらえる企業を持つことは、Webライターとして成功を目指すのであれば不可欠。
継続的に案件をくれる企業というのは毎月、場合によっては毎週あなたにライティングの仕事をくれる会社の事を指します。
継続的に案件をくれる企業を持つことが重要な理由は、収入0とは事実上無縁になるためです。
例えば1文字2円でかつ5,000文字のライティング案件を週に2本振ってくれる会社を持っているとします。
その場合、2(円)×5,000(文字)×8(本)=8万円の月収の発生が毎月期待できます。
一方で継続的に案件をくれる企業を持たない場合、毎回新しい案件を獲得するためにメール営業をしたり、案件に応募する事になります。
無事に仕事を取れればよいですが、案件を獲得できなければ収入が0になる月が発生する可能性があります。
以上の2つのケースを比較すると、継続的に案件をくれる企業を持つことが収入の安定に繫がる事が分かるはずです。
秘訣2:スキルアップをして単価を上げられるようにする
挫折を防ぐだけではなく、Webライターとして成功するためにはスキルアップに取り組み、単価アップを目指すことが欠かせません。
単価を上げることができれば、働く時間を減らしたり、今と同じ仕事時間でより豊かな生活の実現が期待できます。
例えばあなたが文字単価1円の状態で毎月20万字を書くことで月収20万円を得ているとします。
単価を上げるためにSEOライティングやコピーライティングを学ぶことで文字単価2円の条件で案件を受注できるようになったとします。
そうすれば、月収20万円は文字単価1円時代に書いていた時の半分の文字数である10万文字で稼げます。(20万円÷2円=10万(文字))
それに文字単価1円時代と同様に月に20万字を書けば、収入は40万円になります。(20万(文字)×2円=40万)
以上のようにスキルアップに取り組み、単価を上げられるようになれば、仕事量を減らすことも収入を上げることも簡単にできてしまいます。
Webライターとして成功を目指すのであれば、スキルを上げて単価を上げられるようになることは事実上必須です。
秘訣3:自ら企業に案件の提案をする
自ら企業にライティング案件の提案をすることは、Webライターとして成功することに繫がる行為です。
なぜなら、自ら案件を提案する事は大量の仕事の同時受注や自らが望む条件の仕事の受注に繋がるためです。
例えば、すでに取引をしている企業のWebメディアを確認したところ、最新の更新日が2年を過ぎている記事が大量にあることが分かったとします。
その際に、企業の担当者に対して、最新の更新日が2年を過ぎている記事全般の更新を申し出るケースを考えてみてください。
無事に更新の提案が受け入れられれば、更新日時が古い記事の更新案件をまとめて受注できてしまいます。
大量の仕事を受注できるので、まとまった額の報酬をもらえます。
以上のように、自ら案件を提案する事は大量の仕事を一度に受注する事に繋がるので、やらない手はありません。
関連記事:Webライターが実践したい営業方法
記事を書き続ける日々に挫折した管理人の体験談と心が折れた理由
次に、Web記事を書き続ける日々を過ごした経験をもつ私が、Webライター生活に挫折感を覚えた3つのエピソードをご紹介します。
- 毎日8000字を書く日々はきつかった
- 書く以外のスキルを伸ばしにくい状況に危機感を覚えた
- 老後の不安とケガや病気の時の不安が消えなかった
毎日8,000字を書く日々はきつかった
「毎日8,000字を書く日々はきつい」というのは、私がWebライターとして働いていた時の経験から感じたことです。
実は私がWebライターをやっていた時には、5,000文字以上の記事を月に30本ほど納品していました。
週休二日をベースに働く場合、21営業日で30本を書かなければいけないので1日当たり1.5記事相当の記事を納品する必要がありました。
その場合、1本あたりの文字数が5,000文字以上なので、1.5本の記事を納品するためには毎日8,000字程度の執筆が求められます。相当厳しかったです。
しかも、ただ文字を打ち込むだけではなく、以下の工夫も求められるので、8,000文字のタイピングをすれば終わり、という話でもありませんでした。
- SEOに評価されるように共起語や関連語を入れる
- 記事を執筆するための情報収集をする
- 書いた記事を読み直し、誤字・脱字の修正をする
- 記事によっては構成案の作成まで求められる
納品する期日もあり、毎日心がえぐられるようでしたので、Webライター生活は大変でした。
書く以外のスキルを伸ばしにくい状況に危機感を覚えた
Webライター生活に限界を感じたのは、続けても記事を書くスキルしかつかない事に危機感を覚えたためです。
大前提の話になりますが、Webライターとして働く場合、Web記事を書くのが主な仕事になります。
記事を書く事が好きな人にとっては、最高の環境かもしれません。
しかし、記事を書くことがメインの仕事になる以上、普通にWebライター生活を続けるとWeb記事を書く以外の実務経験をなかなか積めません。
つまり、何年も続けると、Web記事を書く以外のスキルがない人、になってしまう恐れがあります。
Webライターとして一生働きたい人には問題ないかもしれませんが、潰しが利かないキャリアになってしまうデメリットがあります。
私自身、一生記事を書き続ける生活を送りたいとは思えなかった以上、Webライター生活を断念するしかありませんでした。
老後の不安とケガや病気の時の不安が消えなかった
Webライター生活に挫折した理由の1つに老後の不安とケガや病気になった際の不安が消えなかったことがあります。
Webライターとして働く場合、会社員とは異なり厚生年金や雇用保険にも入れないことが多いです。
そのため、老後には年金は国民年金しかもらえません。それに、ケガをしたり、病気になって働けなくなっても、失業保険の受給も難しくなります。
真面目に働き続けても老後の不安は消えない上に、働けなくなった時の不安も抱えなくてはいけない日々を送るのは苦しかったです。
将来の不安を考えると、Webライターを続ける、という選択には不安感しかなかったので、きっぱりと辞めました。
今回の内容のまとめ
今回取り上げた内容の中で特に重要なポイントを復習の意味合いを込めて一覧にしてみましたので、改めてご確認ください。
- 在宅ワークや自由な働き方に憧れてWebライターになる人は挫折しやすい
- 案件が取れないことや時給換算で低い状態が続くとWebライター生活の挫折に繫がる
- 理不尽なクライアントに関わる事や身近な人に働き方に理解されないのは挫折に繫がる
- 挫折しないためにもWebライター仲間を作る事や定期的に仕事から離れる時間を設けることが重要
- ライティングスキルを上げることやクライアントとの適切な交渉は働く環境の改善に繫がる
- Webライターとして成功するためには、継続案件の獲得や企業に自ら案件の提案を行うことが重要
今回まとめたポイントだけでも押さえておけば、Webライター生活に挫折する確率が下がります。Webライター生活に挫折をしないためにも、今回の内容を定期的に見返すことをおすすめします。