ライティング案件に応募をしたいけど、応募文では何を書けばよいかよくわからない、なんてことはあると思います。それに採用されやすい応募文の例文があれば、見てみたいのが本音だと思います。
そこで今回は複数の企業でWebライターの採用経験がある私が、採用されやすい応募文や提案文の特徴を好印象を与える例文と共にご紹介します。
- 案件獲得に繋がるWebライターの提案文の特徴
- 真似すれば高確率で案件受注に繋がる例文
- 提案文を作成する際に入れてはいけないNG例文
- ライティング案件を獲得するために心がけるべきこと
- 案件獲得につながる提案文の一例を知りたい方
- 企業の担当者がWebライターが送る提案文のどんな点を評価するのか知りたい方
- 企業と直接取引をしてWebライティング案件を受注したい方
企業のWeb担当者で発注担当者のケンジ
Web系クリエイターに仕事を依頼する企業の発注者責任者
早稲田大学卒。2015年からWebライターとしてWeb業界にデビュー。最初はライターとして年間200記事超えのペースでコンテンツ作成を担当。
その後、コンテンツディレクター、Webメディア運営の責任者にキャリアアップし、累計12のWebメディアをグロースさせる。現在は人材・教育系の会社でWeb事業部での責任者を務め、Web系フリーランスの方々にお仕事を発注している。
自身も現役のWeb人材であると共に、累計で100名程のWeb系職種の方と大なり・小なりのお仕事をしてきた事からWeb系人材のキャリア形成に精通している。
採用されやすいWebライターの応募文の5つの特徴
- 募集要項の内容を満たしている事が分かる
- 貢献できる内容がきちんと書かれている
- 案件と関連した資格や実体験があること
- 案件に対する本気度が伝わること
- 応募文の文面が読みやすく・分かりやすい
募集要項の内容を満たしている事が分かる
採用されやすいWebライターの応募文の特徴の1つに、「募集要項の内容を満たしている事が伝わる文面である」があります。
クライアントは、募集要項で求めるスキルや経験、期待する役割を明確に示しています。
そのため、募集要項の内容を十分に理解し、即している事が伝わる応募文を作れれば、あなたが理想的な候補者であることをアピールできます。例えば、「SEO記事の執筆経験が3年以上」という条件があるとします。
その場合、応募文に以下のような記載をすれば、求めるライター像に即していることを伝えられます。
「これまでSEO記事の執筆経験が3年以上あり、トピックの選定からキーワードの対策まで一貫して行えます。」
応募文でご自身の経験やスキルが募集要項に合致していることを明確に伝えると、クライアントの評価が上がります。
そのため、募集要項をしっかりと読み込み、あなた自身が募集要項の条件を満たしていることを応募文で伝えるようにしましょう。
貢献できる内容がきちんと書かれている
採用されやすい応募文の特徴の１つに「クライアントに貢献できる事」が明記されている、が挙げられます。クライアントは、自社ビジネスの成長に貢献してくれるWebライターを探しています。
そのため、応募文に貢献できる内容を明記することは重要です。
例えば、SEO対策記事の執筆が得意だとします。その場合、以下のように過去の成果と共に、クライアントに貢献できる点を明記するのがおすすめです。
「SEO記事の執筆が得意です。過去に執筆した70%以上の記事が検索エンジンで上位にランクインしました。貴社のSEO記事の執筆案件においても対策キーワードで上位表示する記事を納品し、貴社メディアの成長に貢献したいです。」
応募文で貢献できるポイントを記載すれば、クライアントに「この人に任せたい」と思ってもらえる可能性が高まります。
そのため、応募文ではスキルや実績の記載と共にあなただからこそ貢献できる点も明記するようにしましょう。
案件と関連した資格や実体験があることが伝わること
応募するライティング案件に関連した資格や実体験があることを具体的に記載する事も重要です。
クライアントは、案件との関連性が深い知識や実体験を持つWebライターを求めています。
そのため、案件と関連した資格の保有や実体験があれば、採用の決め手となる場合があります。
例えば、金融メディアを運営する会社の案件に応募するとします。
その場合、「FP１級を保有し、証券会社での勤務経験が5年以上あります」といった情報を記載すると一目置かれるはずです。
また、資格や特別な経歴がない場合は、ご自身の経験をアピールするのも手。
先ほどの金融メディアに応募する場合、個人で投資を行っている経験や資産運用の勉強をしてきた経験は伝える価値があります。
資格や職歴ではありませんが、金融に関して一定の知見がある事と金融ジャンルに関心がある事は伝わるためです。
以上のように応募する案件と関連性のある資格や経験があれば、応募文にきちんと明記しましょう。
記載した内容が案件との親和性が高い場合、クライアント側はあなたに興味を持つ可能性が高いです。
案件に対する本気度が伝わること
採用されやすいWebライターの応募文には、案件に対する本気度が伝わる内容になっている傾向があります。
企業は自社の案件に前向きに取り組む人に興味を持つ
企業はスキルや実績がある事に加えて、自社の案件に真剣に取り組んでくれるWebライターに仕事を依頼したいと思います。
そのため、応募文には「なぜこの案件に応募したのか」、「どのように案件と向き合うのか」を具体的に記載する事が大切です。
本気度が伝わる応募文の一例
例えば、保険の比較記事について記載をするライティング案件に応募する際の応募文の一例をご紹介します。
「読者が安心して保険を選べる記事作りに深く共感し、この案件にぜひ関わりたいと思い応募しました。保険は人生のリスクに備える大切な仕組みであり、比較記事には正確性と誠実さが求められます。
私自身も過去に保険選びで悩んだ経験があり、「何を信じて選べばいいのか」と迷った記憶があります。だからこそ、読者に寄り添いながら必要な情報をわかりやすく届ける記事を作りたいと考えています。
これまで保険や金融関連の記事を多数執筆し、専門用語をかみ砕いて伝えることを得意としています。
本案件でも丁寧なリサーチと構成力で、読者に有益な記事をお届けできるように頑張りますので、よろしくお願いいたします。」
応募文の文面が読みやすく・分かりやすい
読みやすく、内容が分かりやすい文面で書かれた応募文は、企業側に好感を持たれやすいです。企業はWebライターが送る応募文を通して、ライティング力のレベルも確認しています。
要点が不明瞭で冗長な応募文では、「ライティング力が低そう」という印象を与えてしまいます。一方で、論理的で読みやすい文面で書かれた応募文を見ると、「ライティング力が高そう」という印象を与えられます。
応募文は、あなたのライティングスキルをアピールする絶好の機会でもあります。そのため、読みやすく、分かりやすい応募文を送る事でしっかりとしたライティング力がある事を伝えましょう。
Webライターの案件獲得用の提案文に入れるべきこと
次にWebライターが企業側に送る提案文の中に入れておきたい項目についてご紹介します。
提案文に絶対に入れておきたい10項目
提案文には絶対に入れておきたい基本の10項目をまとめましたのでご覧下さい。
| 項目名 | 記入することの一例 |
|---|---|
| 挨拶と自己紹介 | ・最初の挨拶 ・あなたが何者であるか |
| 案件内容の確認 | ・応募する案件名 ・案件内容の記載 |
| 応募の動機 | ・案件に応募した理由や案件に興味を持った経緯について |
| 経歴 | ・大学卒業後の職歴 ・ライター歴 ・これまでのライティング実績 ・保有資格 ・得意なこと |
| これまでの実績 | ・Webライターとしての案件の受託数 ・ライターになってから書いた記事の本数 ・Webライターとして実現した成果 ・過去に執筆をした記事のURL |
| ライターとしての対応可能な業務 | ・SEOライティングの有無 ・構成案無しで作れるかどうか ・WordPress入稿の経験の有無 ・マークアップが可能かどうか ・PREP形式やSDS形式の対応有無 |
| 対応可能なスケジュール | ・連絡を取りやすい時間帯 ・週に稼働可能な時間の目安 |
| 納期の目安 | ・記事作成に要する目安の日数 ・月間で対策可能な記事数 |
| 連絡先 | ・メールアドレス ・チャットワークのID ・電話番号 ・LINEのID ・X（旧Twitter）のID |
| 締めの言葉 | ・読んでもらった事への感謝 ・読み手に伝えたい思いや熱意 ・連絡を待っていることの通知 |
それぞれの項目で記載すべき事の一例をまとめましたが、例文がないといまいちイメージが掴めないはずです。そこで、今取り上げた10の項目を記入した例文をご紹介します。
採用されやすい例文の一例
業務委託のWebライターの採用に関わっている私が、Webライターから送られたら好感を持つであろう提案文の例文をご紹介します。
企業の担当者に好印象を持たれる提案文の一例
○○株式会社のご担当者様
いつもお世話になっております。Webライター歴６年の大島と申します。
クラウドワークス上にて掲載されておりました以下の案件にご応募したく、ご連絡を差し上げました。
・１文字2円 Webライティングの習得方法に関するライティング
私が本案件に応募をいたしました理由は以下の３点になります。
・自身の６年間のWebライターとしての活動をいかせるため。
・私自身が元々初心者ライターだったので、彼らのお役に立てる事にやりがいを感じるため。
・本案件で求められるWordPressの入稿もSEOライティングも問題なく行えるので、ご協力できると思ったため。
自身のライターとしての活動経験を通して培ったノウハウについても惜しみなく公開することで、これからWebライティングを学びたい読者様のお役に立てる記事を執筆する所存でございます。
以下にて、私自身の経歴・実績・対応可能な業務等についてまとめてみました。ぜひご覧ください。
■大学卒業後の経歴
20XX年：早稲田大学を卒業
20XX年：新卒でB-to-Bビジネスを行う企業に就職
2016年：本業の傍らWebライター養成スクールに入学
2017年：副業Webライターとして活動
2019年：会社員を辞め、専業のフリーランスWebライターとして活動開始
＊現在Webライター7年目
■保有資格
TOEIC830点
自動車運転免許証
SEO検定２級
Webライティング技能検定
＊SEO検定とWebライティング技能検定の資格取得を通して、基本的なSEOとWebで読まれる記事の作り方を学びました。
■過去の実績
・過去６年での記事の執筆数＝300記事以上
・主に担当してきたジャンル
→受験ジャンル
→転職ジャンル
→投資系ジャンル
■公開可能な実績の一例
・○○社の△△メディア
記事名：
URL：https://〜〜〜.com
検索順位：狙ったKWで１位
・○○社の△△メディア
記事名：
URL：https://〜〜〜.com
検索順位：狙ったKWで１位
・○○社の△△メディア
記事名：
URL：https://〜〜〜.com
検索順位：狙ったKWで１位
■対応可能な業務の範囲
以下のような業務の対応が可能です。
・SEOライティングの執筆
・インタビュー記事の執筆
・他のライターが作成した記事の編集
・WordPressへの記事格納
・Googleアナリティクスを使ってのサイト改善のご提案
・キーワードをもらった後の構成案の作成
・古い記事の情報更新、リライト
・Webメディア運営の補佐業務（ブログ運営３年）
・PREP法やSDS法をはじめとした指定されたテンプレートに即した記事作成
■対応可能なスケジュール
ご連絡いただきましたメール・チャットは基本的には即日でご返信しますが、以下の日時ですと特に連絡がつきやすいです。
平日：朝９時～１７時
土：１０時～１８時
日・祝日：８時～１０時、２０時以降
■納期の目安
お引き受け致しましたライティング案件は、以下の日数を目安にご納品致します。
・5,000文字程度の記事：依頼後３日以内
・１万字程度の記事：依頼後７日以内
＊上記よりも短い期間でのご納品をご希望でしたら、ご連絡を頂ければ可能な範囲でご調整いたします。
■連絡先
基本的には以下のメールアドレスまたはチャットワーク経由でのご連絡を希望しております。
メールアドレス：○○○@gmail.com
チャットワークID：Oya○○328
■締めの言葉
ここまでお読み頂きまして誠にありがとうございます。
貴社の「１文字2円 Webライティングの習得方法に関するライティング」という案件は私のこれまでのライター体験をいかせるかと考えております。
ご採用頂けましたら、これからWebライティングを学ばれる方を想像しながら、読者のお役に立てる記事の執筆に取り組みます。
ご希望がございましたら執筆した記事のWordPress格納も可能ですし、構成案の作成も請け負うこともできます。
貴社特有のライティング時のルールがございましたら遵守致しますので、ご連絡のほど、よろしくお願いいたします。
例文のポイント①：自己紹介
自己紹介の項目で意識しておきたいポイントをまとめました。
- 冒頭で名乗ること
- 自分が何者であるかを端的に伝えること
- 何のためにメールを送ったのかを明確にすること
- 長々と書きすぎないこと
上記のポイントを押さえた自己紹介文を冒頭に記載すれば、企業側は「誰が何の目的で送ったメールなのか」を瞬時に把握できます。
企業の担当者は、毎日多くのメールに目を通しているため、冒頭の数行で読む価値の有無を判断することがあります。
そのため、挨拶文では「あなたが何者であり、メールの目的は何か」を簡潔に伝えることが大切です。
例文のポイント②：案件内容の確認
挨拶文の後には、何の案件に応募したのかを明記することが重要です。なぜなら、企業側は複数の案件を同時に募集していることがあるためです。
案件名を明記しないと、何の案件に応募したメールなのかが分からず、返信を後回しにされる可能性があります。
そのため、先ほどご紹介した例文内の以下の部位のように、どの案件に応募したのかを明記しましょう。
クラウドワークス上にて掲載されておりました以下の案件にご応募したく、ご連絡を差し上げました。
・１文字2円 Webライティングの習得方法に関するライティング
上記のような記載があれば、メールを確認する企業側の担当者はあなたが何の案件に応募したのかが分かります。
例文のポイント③：応募の動機
応募する案件を明示する際には、応募動機も記載しましょう。
応募動機を伝えることで、案件への関心度や真剣に取り組む姿勢をクライアントにアピールできます。
ただし、応募動機を長々と書いたり、一方的で的外れな内容にすると、ライティング力が低いと見なされる可能性があります。
そこで以下のポイントを押さえることで、適切な応募の動機を記載するようにしましょう。
| ポイント | 説明 |
|---|---|
| 応募の背景や思い | 案件に興味を持った理由やきっかけを具体的に述べる。「なぜ、この案件を選んだのか？」が伝わるように記載をする。 |
| 適性を示す資格や経験 | 自身が案件にふさわしいと思ってもらうために、具体的なスキルや実績を記載。例えば、「SEO記事を3年以上執筆」、といった具体例を挙げると効果的。 |
| 案件への意気込み | 案件にどう取り組むつもりなのか、どのような成果を目指すのかを簡潔に記載する。成果の記載が難しい場合は、「納期厳守や品質にこだわる姿勢」を強調するのも効果的。 |
応募動機にはあなたのやる気や心意気を示すことができるので、今回の内容を参考に読み手に響く内容をまとめましょう。
例文のポイント④：経歴
提案文で欠かせないのが、あなたの経歴を記載することです。企業側は、「このWebライターに仕事を任せても大丈夫かどうか」を判断する際に、過去の経歴や実績を基準に判断します。
そのため、実績や経験を記載し、あなたが企業側が望むWebライターであることを伝えることが求められます。
特に具体的な経歴や経験が記載されていれば、あなたの実力を正確に伝えられる可能性が上がります。
経歴を記載する際の３つのポイント
経歴を記載する際には、以下の3つのポイントを簡潔にまとめるのが効果的です。
記載項目 | 記載内容 |
|---|---|
大学卒業後の経歴 | ・卒業大学名 |
Webライター歴 | ・副業または専業ライターとしての活動開始時期 |
保有資格やスキル | ・応募する案件に関連する資格 |
上記の情報を具体的に記載することで、企業側はあなたのスキルセットやこれまでの実績を正しく把握できます。
これまでの経歴や保有しているスキルセットはあなたの実力を示す重要な要素です。そのため、簡潔でかつ、的確に情報を伝え、クライアントに安心感を与えるようにしましょう。
それができれば、信頼され、ライティング案件の獲得に繫がるはずです
例文のポイント⑤：これまでの実績
提案文において、経歴と同時に重要なのが、これまでの実績を記載することです。
実績の記載が重要な理由
実績の記載が重要な理由は、企業側はWebライターの実力やスキルを具体的な実績を通して判断するためです。
実績の記載がない中でスキルや経験を書かれても、成果は出せない人、と思われる可能性が高いです。
そのため、過去に出してきた実績があれば、スキルや経験と併せてきちんと明記しましょう。
実績を記載する際のポイント
実績を記載する際に心がけておきたいポイントをまとめましたのでご覧ください。
| 実績の種類 | 記載内容の一例 |
|---|---|
| 記事作成数 | 過去に執筆した記事数 （例：「これまで100本以上の記事を執筆しました」） |
| 執筆ジャンル | 対応可能なジャンル （例：「金融、IT、旅行など幅広い分野で執筆経験があります」） |
| 公開可能な実績 | 記事URL、メディア名、記事タイトル、検索順位 （例：「〇〇メディアで執筆した記事がSEOで1位を獲得」） |
上記の中でも特に重要なのが、「公開可能な実績」として記事のURLを記載することです。過去にあなたが執筆した記事の確認ができれば、企業側はあなたの経験値や実力を客観的に判断できます。
そのため、過去に執筆した記事については、クライアントに許可をもらった上で公開することを検討しましょう。
例文のポイント⑥：対応可能な業務一覧
提案文にあなたが対応可能な業務を明記しましょう。
対応可能な業務の記載の有無でチャンスの量が変わる
対応可能な業務が記載されていないと、企業側はあなたが何をできる人なのかが分からず、選考対象から外す可能性があります。
それに、対応可能な業務を記載しておけば、応募した案件よりも単価が高い別の仕事の打診をされることもあります。
よくあるケースとしては、SEO記事の構成案の作成ができる事を明記した場合、ディレクターの仕事を依頼される、があります。
以上のように、対応可能な業務を明記することはチャンスを逃さないためにも重要です。
対応可能な業務を記載する際のポイント
クライアントに安心感を与え、信頼を得るためにも、あなたが対応できる業務を具体的かつ簡潔に記載しましょう。記載方法の一例としては、以下のような箇条書き形式があります。
- WordPressを使用した記事の投稿および管理
- SEO対策を考慮した記事構成案の作成
- キーワードリサーチおよびデータ分析
- SNS用キャッチコピーの作成
上記のように箇条書きでまとめると視覚的に見やすいので、企業側もあなたの対応可能な業務を把握しやすくなります。
企業側は、あなたが記載する「対応可能な業務リスト」を基にあなたのスキルや実力を評価します。
そのため、対応可能な業務を明確に記載し、仕事を任せるに値するWebライターであることをアピールしましょう。
例文のポイント⑦：対応可能なスケジュール
提案文の中には、仕事の対応が可能な時間帯やメールの返信が可能な日時も記載しておきましょう。
対応可能な時間帯の記載例
対応可能な時間帯やメールの返信が可能な時間帯の記載方法の一例は以下の通りです。
- 平日：10:00～18:00は即時対応可能
- 土日祝：12:00～16:00に対応可
- メールの返信は通常24時間以内
上記のように具体的なスケジュールを箇条書きで書けば、企業側はあなたの対応可能な時間帯を契約前に把握できます。対応可能な時間帯のミスマッチは、案件開始後のトラブルや契約終了の原因にもなりえます。
案件開始後とのトラブルを防ぐためにも、対応可能な時間帯は具体的に記載しておきましょう。
例文のポイント⑧：納期の目安
提案文には、ライティングに要する日数や納期の目安を明記しておきましょう。
納期感が合うライターかどうかはチェックされる
企業側は自社が希望するスケジュール感で記事を納品してくれるWebライターであるかどうかを高確率で確認します。
納期感が合わないWebライターに仕事を依頼すると、記事の公開予定日に記事が公開できない、というトラブルに繫がるためです。
そのため、企業側が望む納期で記事の執筆が可能であることを伝えるためにも、目安の納期を記載するようにしましょう。
目安の納期を記載する際のポイント
納品に要する目安の日数を書く際には、具体的な文字数と対応に要する日数をセットで記載するようにしたいです。
記事の目安の文字数は案件によって変わる以上、想定の文字数と納品に要する日数をセットで記載をした方が正確な納期感を伝えられるためです。
想定の文字数と納品に要する目安の日数をセットで記載する際の一例は以下の通りです。
＜納期の目安＞
5,000文字程度の記事：依頼後3日以内
10,000文字程度の記事：依頼後7日以内
短納期をご希望の場合は、柔軟に対応可能ですのでご相談ください。
以上のように、目安の納期を具体的に記載することで、企業側は自社が望むペースで記事を納品してくれる人なのかを確認できます。
例文のポイント⑨：締めの言葉
提案文の最後には、締めの言葉を記載しましょう。
末尾の文面は応募者の印象に大きな影響を及ぼす
締めの部位は、最後まで提案文を読んでくれた企業側に良い印象を残す際の決め手になります。
なぜなら、応募文や提案文は冒頭から読まれる以上、最後の部位が最も新しい情報になり、印象に残る傾向があるためです。
そのため、提案文の末尾が丁寧で誠意のある文面であれば、企業側に「この人に仕事を任せたい」と思ってもらえる可能性が高まります。
それに、最後に前向きな意欲を伝えることも有効です。
前向きな意欲を伝えると、企業側の採用意欲をさらに高めることができます。
末尾の締めの文面を作成する際のポイント
締めの言葉を作成する際に心がけたいポイントは以下の通りです。
| 記載項目 | 説明 |
|---|---|
| 最後まで読んでくれたことへの感謝 | 提案文を最後まで読んでくれたクライアントに対し、簡潔かつ心のこもったお礼の言葉を述べる。 |
| 自分が貢献できるポイントの記載 | 自身のスキルや経験を活かし、どのようにクライアントの案件に貢献できるのかを一言でアピールする。 |
| 案件に採用された際の取り組む姿勢の記載 | 採用された場合にどのように案件に向き合い、成果を出すつもりでいるのかを、誠意をもって伝える。 |
| 連絡を待っている旨の記載 | 案件への意欲を示し、クライアントからの返信を心待ちにしている旨を柔らかい表現で記載する。 |
今回の内容を参考に、提案文の最後の締めの言葉にはこだわるようにしましょう。
採用されにくい応募時の提案文の特徴
次に採用されにくい提案文の特徴をご紹介します。
実は以下の10の項目のいずれか、または複数が該当する応募文を送ってしまうWebライターは私自身の経験上、採用されにくい傾向があります。
- 情報量が少なすぎる
- 誤字脱字が多い
- 何を伝えたいのかがわからない
- 他の案件に使いまわしている感が伝わる
- 募集要項の内容とずれている
- 自分の都合や要望ばかりを書いている
- ビジネスマナーがなっていない
- 文面から初心者感が伝わる
- 読み手を不安にさせる情報が含まれている
- 案件と関係のない情報が多く含まれている
それぞれの詳細についてはこれからご紹介します。
情報量が少なすぎ
応募文や提案文で情報量が少ないことは、採用されにくい大きな要因の一つです。
情報量の少ない応募文・提案文は低評価の元
企業側は応募文や提案文に記載された情報を通して、応募者の実力や熱意や人柄を評価します。
仮に提案文の内容が極端に少ない場合、評価する材料が不足しているため、選考の対象外になる可能性が高まります。
例えば、「ライティング経験があります」、「仕事を求めています」といったメッセージだけでは、実力を判断できません。
しかも情報量が少ない提案文や応募文を送る場合、以下のような評価をされることもあります。
- 自社の案件に応募する意欲が足りない
- 自社の案件に必要なスキルを持っていない
要するに、情報量の少ない応募文や提案文を送る事は、案件獲得を遠さげる結果になる可能性が高いです。
情報量の多い応募文や提案文が高評価に繫がる理由とは
情報量の多い応募文や提案文が高評価に繫がりがちな理由は、実力の証明と熱意の証明がしやすくなるためです。
応募文や提案文にあなたの具体的な経験や実績やスキルをしっかりと記載すれば、企業側はあなたの実力を正当に評価しやすくなります。
仮に応募文や提案文の内容から、求めているスキルや経験がある事が分かれば、高い評価をつけてもらえる可能性が高いです。
それに、情報量の多い応募文や提案文を作成したことは、意欲が高いと評価してもらえる可能性もあります。
少なくとも情報量がない応募文や提案文を書くWebライターよりもはるかに良い印象を与えることができます。
以上のように、応募文や提案文ではあなたの実力や熱意がきちんと伝わるだけの情報量で書いた方が高く評価される可能性が高いです。
無意味な情報を過剰に伝えて長くなるのは避けたいですが、提案文や応募文では情報量の多さも重要なことは押さえておきましょう。
誤字・脱字が多い
提案文や応募文に誤字・脱字が多いと、採用される可能性が大きく下がると思いましょう。
提案文や応募文は応募者のスキルや熱意を示す重要な文書です。重要な文章に誤字や脱字があると、誤字・脱字が多い記事を納品するのでは？という疑いをもたれます。
それに、あまりに誤字・脱字が多い場合、「注意力が不足している」、「プロ意識が低い」という印象を与えかねません。
そのため、提案文や応募文を送る前に誤字・脱字の有無についてはきちんと確認をしましょう。
誤字・脱字を減らすためには、書いた文章を声に出して読む方法が効果的です。
声に出すことで視覚だけでは気づきにくいミスを発見しやすくなります。また、記事を書き終えてから半日以上時間を空けてから再度読み直すのも有効です。
誤字・脱字という些細なミスがライティング案件の獲得の妨げとならないように、念入りな確認を心がけましょう。
何を伝えたいのかがわからない
提案文や応募文が何を伝えたいのか不明確な内容の場合、どれほど時間をかけて作成しても採用されにくくなります。
伝えたい内容が不明瞭な提案文や応募文を送ると、企業の担当者に「このライターは文章力が低い」と思われる可能性があるためです。
何を伝えたいのかが分からない提案文や応募文の特徴
- 結論から書かれていない
- 話題が頻繁に変わる
- 一文が長すぎて読みにくい
- 不自然な接続詞が多用されている
- 論理展開が不自然である
上記のような特徴を持つ提案文を送ると企業側の評価を下げることになるので、控えましょう。企業側はあなたの提案文や応募文の内容を通して、あなたのライティングスキルを評価しています。
そのため、構成や表現に注意を払い、的確な内容を簡潔に伝える事で文章力の高さをアピールしましょう。
他の案件に使いまわしている感が伝わる文面
他の案件にも使い回せるテンプレート化した提案文や応募文では、案件を獲得するのは難しくなります。
テンプレート化した提案文や応募文を送る事の問題点
テンプレート化した提案文や応募文を送る場合、企業側に以下のようなマイナスの印象を与える可能性があります。
- 当社の案件に対する本気度が感じられない
- 提案文が当社の案件に特化されておらず、不自然である
- 他の企業にも同じ文面を送っているのではないか
結果、企業側から「当社の案件に対する熱意がない」と見なされ、採用を見送られる可能性が高くなります。
案件ごとに応募文や提案文を変更するコツ
提案文や応募文を作成する際は、応募する案件に合わせて文面をカスタマイズすることが重要です。
特に、応募する企業が運営するWebメディアや案件の内容に触れた上で、ご自身のスキルや経験がどう活かせるのかを明記しておきたいです。
各案件の内容に即した提案文を作成することは、やる気と誠意が伝わりやすくなります。結果として、案件獲得の可能性も高まる事が期待できますので、ぜひとも実践しましょう。
募集要項の内容とずれた事を書いている
募集要項とずれた内容を記載した提案文や応募文を送ると、採用される可能性が大きく下がります。
なぜなら、募集要項とずれた内容を記載する場合、募集要項の内容を正確に読み取る読解力がないと思われてしまうためです。
実はWebライティングの案件では、定められた要件を正確に理解し、条件に合致した内容の記載が求められる事は良くあります。
そのため、募集要項に合わない応募文や提案文を送ってしまうと、Webライターとしての実力が低いと評価されると思いましょう。
募集要項と提案文・応募文の内容がズレている一例
提案文・応募文の文面が募集要項で定めらている内容に即していない、と思われてしまうケースの一例をまとめてみました。
- 募集要項で文字単価が「1.5円」と指定されているにも関わらず、「希望の文字単価は2円以上」といった情報を記載する
- 転職系ライティング案件での募集にも関わらず、「これまで投資関連の記事を多く執筆しました」と自己PRする
- 週2本以上の記事納品が条件にも関わらず、「週1本は対応可能です」と記載する
上記のようなケースでは、案件に応募するWebライター側が募集要項を正確に読んでいない、理解できていない事が自明です。
募集要項とズレた提案文を送る場合、「うちの案件に合わないWebライター」と評価され、選考対象から外される可能性が高いです。
そのため、提案文の中に募集要項に即していない文面を記載することは避けましょう。
自分の都合や要望ばかりを書いているメール
提案文に自分の都合や要望ばかりを記載すると、採用される可能性は著しく低くなります。
提案文の中に自分の都合や要望が多い場合、「融通が利かず、仕事がしにくい相手」という印象を与えてしまうためです。
提案文は、案件に貢献できる事が伝わるように記載するべきであり、一方的な希望や条件を過剰に記載するのは避けましょう。
企業側にマイナスの印象を与える自己都合な要望の一例
これからご紹介するような要望を提案文や応募文に記載する場合、マイナスの印象を企業側に与える可能性があります。
- 「連絡はメール以外受け付けません」
- 「構成案がある案件のみ対応します」
- 「子育てに理解がある人とやり取りしたいです」
上記のような要望を提案文や応募文に入れる場合、案件に対する熱意よりも自身の条件を押し付ける姿勢が目立ってしまいます。条件を押し付けてくるWebライターに対して好印象を抱く企業の担当者は少ないです。
そのため、応募文や提案文では条件をなるべく記載しないようにしましょう。また、仮に条件を提示しなくてはいけない場合は、最小限に留めるようにするのが無難です。
ビジネスマナーに問題がある
ビジネスマナーに問題がある応募文や提案文を送ると、内容が優れていても採用されにくくなります。
ビジネスマナーに課題がある人に対する評価
応募文や提案文でビジネスマナーの問題がある場合、常識が欠如しており、何らかの問題を起こしそうな人と思われる可能性があります。
提案文や応募文において、ビジネスマナーの欠如が感じられる代表的なケースは以下の通りです。
- 提案文や応募文の中で絵文字や顔文字を使用している
- 「貴社」と書くべきところを「御社」や「そちら」と表記している
- 敬語の使い方が間違っている
- メールを送る時間帯を日中ではなく、深夜にしている
- 本名ではなく、明らかに不自然な偽名を使っている
以上は一例ですが、ビジネスマナー的にNGな行動はマイナス評価に繋がる恐れがあります。
ビジネスマナーに問題があると損する
企業の担当者の多くはビジネスパーソンである以上、ビジネスマナーに課題がある人に好感を持つ事は少ないです。それに、ビジネスマナーに問題がある相手に対しては、「一緒に働くのは厳しい」と思うこともあります。
そのため、応募文や提案文を送信する前に、文面を確認し、ビジネスマナーに問題点がないかチェックすることを徹底しましょう。
初心者感が伝わる文面がある
応募文や提案文の中に「初心者感」が出ていると、案件の獲得が難しくなります。多くの企業は未経験者ではなく、一定の経験や実績を持つライターに仕事を依頼したいと考えています。
それに、企業によっては未経験のWebライターは無条件で落とす、という方針を取っている場合もあります。
そのため、初心者感が伝わる提案文や応募文を送るのは控えましょう。
初心者感の伝わる文面の一例
応募文や提案文にこれから紹介するような文面が含まれると、初心者であることが伝わり、採用されない可能性が上がります。
- 「このジャンルは全く書いたことはないですが、頑張ります」
- 「最近ライターになりたてですが、やる気だけは負けません」
- 「完全な未経験なので、ぜひ私にチャンスをください」
以上のような記載をすることは、実力や実績がないことを伝えることになるので、案件獲得が遠のきます。そのため、応募文や提案文の中に記載しないようにしましょう。
経験や実績がない初心者がやるべきこと
初心者の場合は、まずは初心者向けの案件をいくつか受注し、実績を積み上げることをおすすめします。
初心者向けの案件であれば、初心者であることを正直に伝えても採用されることがあるためです。
初心者向けの案件で一定の実績を積み上げ、積み上げた実績を武器に非初心者向けの案件に応募をすれば採用される可能性が上がります。
読み手を不安にさせる情報が含まれている
応募文や提案文には、読み手を不安にさせる情報は極力入れないようにしましょう。
読み手を不安にさせる情報というのは、企業側に「期日までに品質の高い記事を納品できないのでは？」と思わせる情報を指します。
不安を与える情報の記載を避けるべき理由は、企業側に採用を見送らせる明確な理由を作ってしまうことになるためです。
多くの企業は、何かしらの不安があるWebライターよりも安心して案件を任せられるWebライターに仕事を依頼したいと考えます。
そのため、読み手を不安にさせる情報を記載すると案件獲得が難しくなることは把握しましょう。
提案文や応募文に書くと読み手を不安にさせる情報の一例
提案文や応募文に記載をすると読み手を不安にさせてしまう情報の一例をまとめました。
- 「健康面に不安があります」という健康面の問題に関する情報
- 「期日に遅れることもあるかもしれませんが、頑張ります」といった期日を破るリスクの記載
- 色々な企業の案件を抱えていますが、頑張って対応します、といった忙しさを示唆する情報
これらの情報は、自分から書く必要はありません。むしろ、書くことで信頼性を損ない、案件獲得が難しくなります。
提案文や応募文に嘘をつくのは良くありませんが、書く必要がない情報は記載を控えるのが無難です。
そのため、提案文や応募文に読み手に不安を抱かせる恐れがある情報があれば、消すようにしましょう。
案件と関係のない情報が多い
提案文や応募文に案件と関係のない情報を多く盛り込むことは、採用の可能性を下げる要因になります。
案件と関係のない情報は企業には無意味な情報である
案件と無関係な情報は企業側にとってはどうでも良い情報である以上、不用意に入れると文章を長くするだけです。提案文や応募文の文章が長い場合、本当に伝えるべき情報が伝わりにくくなります。
案件と関係のない情報の記載は採用に繫がらない以上、、文章を長くしないためにも記載は控えましょう。
案件と関係のない情報の一例
提案文や応募文に含めるべきでない案件と関係のない情報の一例は以下の通りです。
- ご自身の身の上話（例：「私の幼少期は…」）
- 家計の状況（例：「収入を増やしたいのでこの仕事を…」）
- 案件に無関係な価値観や座右の銘
- 私的な話題（例：最近結婚した、失恋したなど）
上記のような情報は、募集要項や案件の趣旨と関係がないため、記載をしても案件獲得には繫がりません。
提案文や応募文では、案件に関連する情報を中心に記載するのが王道である以上、募集要項や案件と関係がない情報は記載を控えましょう。
採用しなかったWebライターの提案文の一例
次に複数の企業でWebライターにお仕事を発注していた私が、採用しない可能性が高い提案文の一例をご紹介します。
過去に採用をしなかった提案文の一例（一部改変版）
メールタイトル：はじめまして。山田です。
ご担当者様
突然のご連絡失礼いたします。私、現在フリーランスでWebライターのお仕事をしております山田と申します。
私は親族の介護が理由で在宅ワークで生計を立てる必要になり、Webライターになりました。現在は実家がある○○市で介護の合間に記事作成をしております。
Webライターとしての活動経験はまだ半年足らづとまだまだ初心者とそこまで変わりませんが、丁寧なリサーチと読み手を意識したライティングでご好評を頂いております。
現在は他の会社様の案件を不定期で受けておりますが、貴社の案件をお受けできる余裕はありますので、ぜひお仕事をお受けしだいです。
業務に関しては記事作成に加え作成した原稿のWordPressへの格納やフリー画像選定も可能です。得意なジャンルは転職、音楽、エンタメ、旅行です。
今回応募いたします投資ジャンルは書いたことはありませんが、資産運用には興味があるので、問題なく対応できるかと思います。
また、御社のリソースが足りないようでしたら週３本程度まででしたら書けますので大量の記事の発注は大歓迎です。
少し長くなりましたが、ご連絡をお待ちしておりますので、よろしくお願いいたします。
採用を見送る可能性が高い理由
先ほどご紹介した提案文は、一見するとそこまで悪い文面に思えないかもしれません。ですが、これから紹介する6つの理由から高い評価をするのは難しいです。
- メールのタイトルが不自然で違和感を感じる文面であるため
- 冒頭に何の案件に応募してきたのかの明記がないため
- 投資ジャンルに関する知見やライティング経験が特にないため
- ライティング力を証明できる過去に記載した記事のURL等がない
- 希望の文字単価の記載がないので、自社の予算に合うかが不明である
- 不自然な「てにをは」や「誤字・脱字」が複数の箇所に存在している
以上のような点が企業の担当者にチェックされる事はぜひ押さえておきましょう。
ポートフォリオも作るとさらに万全
案件の受注確率を高めるためには、応募文と提案文の作り込みに加えて、ポートフォリオの作成がおすすめです。
ポートフォリオの特徴と作成方法の一例
ポートフォリオというのは、過去の制作実績をまとめた資料のことです。
提案文や応募文では伝えきれないあなたの実力や実績を伝える際に役に立ちます。言うなれば、Webライターにとっての営業資料のような位置づけになります。
作成方法としては、PowerPointで執筆実績をまとめたり、noteで専用ページを作成する等があります。
Webライターがポートフォリオを作る際のポイントと王道の作成手順は以下のページでまとめています。
» Webライターの仕事獲得！ポートフォリオ活用法
ポートフォリオの作成に取り組むメリット
応募文や提案文の作り込みと併せて、ポートフォリオ作成に取り組むメリットは以下の通りです。
メリット | 詳細 |
|---|---|
実績を視覚的に示せる | 過去から現在までの実績や経験を視覚的にまとめて、企業に伝えることができる。 |
他のWebライターとの差別化ができる | ポートフォリオを持たないWebライターが少なくない以上、用意していること自体が差別化になる。 |
企業の決裁者の承認を得やすくなる | 担当者が上司や他部署に、あなたの実績やスキルを具体的に説明しやすくなる。 |
ポートフォリオは、応募文や提案文だけでは伝えられない部分を補足し、案件獲得の可能性を高める強力なツールです。
そのため、応募文や提案文の作り込みと並行して、ポートフォリオの準備にも取り組んでみてください。
今回の内容のまとめ
今回はWebライターが案件に応募する際の応募文の例文や企業に採用されやすい応募文や提案文の特徴について取り上げてきました。
最後に復習のために、今回ご紹介した内容の中で特に重要なポイントをまとめてみましたのでご覧ください。
- Webライター側の提案文や応募文の作り込み具合は、Webライティング案件を獲得できるかどうかの結果に大きな影響を与える。
- 募集要項にマッチしており、本気度と貢献できる点が伝わる応募文や提案文は採用されやすい。
- 応募時に送る文章からライティング力やビジネスマナーが見られている事が多い。
- 応募文や提案文に誤字・脱字や読み手を不安にさせる情報があるとマイナス評価に繫がる。
- 応募文・提案文の作りこみと共にポートフォリオの準備にも取り組めば、案件獲得の成功率のさらなる向上が見込まれる。
ぜひ、今回の内容を参考に企業側に高評価を与える応募文・提案文を作成し、ライティング案件の受注に取り組んでくださいね。
最後にWebライターが営業をする際のポイントや営業の成功確率を上げるためのポイントについて、まとめている記事をご紹介します。
» 初心者Webライターでもできる営業手法と案件獲得の秘訣