Webライターとして働く中で、AIの進化や市場の変化により将来の不安を感じる人は増えています。
あなた自身、記事を書く働き方を続けることに限界を感じていたり、キャリアアップの必要性を感じているかもしれません。
そこで今回は、Webライターがキャリアアップを目指すべき理由と、具体的なキャリアアップの方法についてご紹介します。
後半には、Webライターからオウンドメディアの運営担当者にキャリアアップした私自身の経験から得た知見も公開しています。ぜひ最後までご覧ください。
企業のWeb担当者で発注担当者のケンジ
Web系クリエイターに仕事を依頼する企業の発注者責任者
早稲田大学卒。2015年からWebライターとしてWeb業界にデビュー。最初はライターとして年間200記事超えのペースでコンテンツ作成を担当。
その後、コンテンツディレクター、Webメディア運営の責任者にキャリアアップし、累計12のWebメディアをグロースさせる。現在は人材・教育系の会社でWeb事業部での責任者を務め、Web系フリーランスの方々にお仕事を発注している。
自身も現役のWeb人材であると共に、累計で100名程のWeb系職種の方と大なり・小なりのお仕事をしてきた事からWeb系人材のキャリア形成に精通している。
代表的なキャリアアップの方向性
Webライターがキャリアアップを目指す際の代表的なキャリアアップの方向性は以下の通りです。
- 専門性を高める
- 際立つ実績を作る
- 幅広いライティングスキルを身に付ける
- 編集のスキルを身に付ける
- 上流工程の仕事が出来るようになる
それぞれの詳細については、1つずつ解説します。
専門性を高める
専門分野を持てば、他のWebライターとの差別化が図れる上にキャリアアップに繋がります。
教育や語学、ITといった特定の分野に特化したライターになると、その分野において専門性の高い記事を書けるようになります。
専門性の高い記事を書けるようになれば、特化型ライターではないと受注が難しい高単価な案件や継続案件を受注しやすくなります。
特定のジャンルの専門知識を深めるためには、関連書籍を何冊も読むことや資格の取得、実体験を積み上げることが有効です。
例えば英語学習に特化したWebライターを目指す場合、TOEIC900点を実際に獲得すれば自身の学習経験に基づいた情報を記事に反映できます。
加えて、TOEIC900点を持つ事は英語を勉強してきた事の証明にもなります。そのため、経歴の面でも他のWebライターよりも際立つ存在になります。
以上のように、特定の分野に詳しくなり、専門的な記事を書ける特化型ライターになるのは、キャリアアップに繋がります。
際立つ実績を出し続けて結果を出せるライターになる
際立つ実績を積み上げて「結果を出せる」Webライターとして活動できるようになることは、キャリアアップに繋がります。
なぜなら、実績を積み重ねることで、記事を書くだけではなく、結果を出せるWebライターとして認知してもらえるようになるためです。
結果を出せるWebライターというのは、クライアントが求める成果を実現できるライターの事です。
SEO記事であれば、狙ったキーワードで上位表示される記事を確実に書けるライターの事を指します。
結果を出せるWebライターになることは、他のWebライターとは明確な差をつけ、キャリアアップにも繋がります。
幅広いライティングスキルを身に付ける
幅広いライティングスキルを身につけることで、様々な案件に対応できるようになることも立派なキャリアアップです。
ブログだけ、文字起こしだけ、といった特定の種類のライティングしかできない状態から幅広いライティングができるようになれば、仕事の幅も広げられます。
ブログ記事に加えて、セールスコピーやSNSの投稿文、YouTube動画のシナリオまで書けるようになればどうでしょう。
当然、応募できる種類の案件が増え、多彩なWebライティングが出来るので希少なWebライターになれます。
編集のスキルを身に付ける
他の人が書いたWeb記事を編集できるWebライターになるのも、キャリアアップの1つです。
編集スキルを身に付ければ、受注できる案件の種類が増えるためです。現に編集力を身に付ければ、以下のような案件に受注がしやすくなります。
- 他人が記事の校正
- 既に公開されている記事のリライト
- 既存記事のブラッシュアップ
新規記事の作成案件しか受けられなかったWebライターでも、編集スキルを身につければ受注できる仕事の幅が広がります。この変化は、Webライターとして確実なキャリアアップと言えるでしょう。
そのため、他人が書いた記事の編集ができるWebライターを目指すのも立派なキャリアアップの方向性の1つです。
上流工程の仕事が出来るようになる
上流工程の仕事をこなせるようになることも、Webライターのキャリアアップの方向性の1つです。
なぜなら、記事を書く以外の仕事もできるようになり、希少な存在になれるためです。
Webライターが引き受けやすい記事執筆よりも上流工程の仕事の一例としては以下があります。
- 記事の構成案を作る
- オウンドメディアの運営のサポートを行う
- Web解析によりWebサイト全体の改善提案をする
上記のような仕事を引き受けられる存在になる事は、立派なキャリアアップです。
Webライティングのスキルをいかせる別の仕事
次は、Webライター経験を活かせるキャリアアップ・キャリアチェンジ先を6つ紹介します。
- コンテンツの編集者
- Webライターを育成する講師
- コンテンツディレクター
- メディアの運営担当者
- Webマーケター
- Webコンサルタント
コンテンツの編集者
Webライターからのキャリアアップ先の1つとしてコンテンツの編集者があります。
コンテンツの編集者というのは、他の人が作成したコンテンツの品質を改善する専門職です。コンテンツの編集者が担当する主な業務は以下のとおりです。
- 記事の校正と言語の正確性のチェック
- 内容の一貫性と論理性の確認
- 他のWebライターが執筆した記事の誤情報の確認と発見時の修正
- 公開前の最終調整と語尾表現などの修正
- 他のWebライターが書いた記事のブラッシュアップ
コンテンツの編集者になる際には、Webライター時代の実務経験がそのまま役に立ちます。
なぜなら、Webライターの仕事では文章の校正や情報のファクトチェックを行うことが多く、これらのスキルは編集業務にも直結するからです。
つまり、これまでご自身で書いた記事で行っていた作業を、他の人が書いた記事で行うようになるだけです。
そのため、Webライターとしての経験を直接活かせるキャリアチェンジ先を探しているのでしたら、コンテンツ編集者を目指すのが有効です。
Webライターを育成する講師
Webライターからのキャリアチェンジ先の1つとしてWebライターを育成する講師もあります。
Webライターを育成する講師は、新人ライターに対してライティングスキルとWeb記事作成の基本を教えるお仕事です。
要するに初心者のWebライターやWebライターになる事を目指している人の指導をする先生です。
Webライターを育成する講師が主に担当する業務は以下の通りです。
- ライティング技術の指導
- 記事作成のワークショップの運営
- 生徒が書いたWeb記事の添削
WebライターからWebライターを育成する講師になる事がおすすめの理由は、大幅な年収アップの実現の可能性があるためです。
例えば、5日間で10万円の教育プログラムを毎月10人に加入してもらえれば、月商は100万円になります。(10万円×10=100万円)
文字単価のWebライターとして月商100万円を達成するのは難しいですが、人気講師となって高額な教育プログラムを販売すれば、実現可能です。
コンテンツディレクター
Webライターのキャリアアップ先の1つにコンテンツディレクターという職種があります。
コンテンツディレクターは、記事や動画などのコンテンツ制作において、コンテンツの構成や方針を定めたり、制作実務の進行の管理をする仕事です。
具体的には、Webライターへの指示出しやスケジュール管理、内容のチェックなどを行い、クライアントが求める品質に仕上げる役割を担います。
コンテンツディレクターが担当する主な業務は以下の通りです。
- 新規で作成するコンテンツの企画
- ライターチームの採用・指導・コミュニケーション
- プロジェクトのスケジュールと品質管理
- コンテンツの構成案作り
- Webライターに守ってもらうコンテンツ制作ルールの作成
- コンテンツ制作者が作成したコンテンツの内容の確認と微修正
コンテンツディレクターとして働く際に、Webライター経験は役に立ちます。なぜなら、コンテンツ制作の現場の実務を知っているためです。
現場の実務を知っていることは、制作実務の進捗管理やメンバーとのコミュニケーション、コンテンツの企画立案を行う際に役立ちます。
これまでの経験を活かせるので、Webライターにとっておすすめのキャリアアップ先になります。
メディアの運営担当者
Webライターのキャリアアップ先としておすすめなのが、メディアの運営担当者です。
メディア運営担当者は、Webメディアの日々の運営を担い、アクセス数や売上を伸ばすことを目的とした仕事です。具体的な業務としては、次のようなものがあります。
- メディアに追加するコンテンツの企画と編集
- アクセス数や収益を伸ばすための施策の実施
- Webサイトのデータの分析と改善施策の立案
- 数値向上を目的とした新規企画の立案・実行
この仕事では、Webライターとしての経験を大いに活かせます。
なぜなら、メディアを成長させるには質の高いコンテンツの追加やリライトが欠かせないからです。
執筆経験を通じて身につけた「読者視点」や「文章構成力」は、メディア運営にもそのまま応用できます。
そのため、これまでの知見を活かしつつ、より大きな規模で成果を生み出したい人にとって、メディア運営担当者は理想的なキャリアアップ先といえるでしょう。
Webマーケター
Webマーケターは、Webライターからのキャリアアップ先の1つです。
Webマーケターは、オンライン上のマーケティング戦略を設計し、実行を担当する専門的な職種です。主に担当する業務は以下の通りです。
- Web広告の運用
- SNSを使ってのサービスの認知度の向上や集客の実施
- Webサイトのアクセス解析
- WebサイトのSEO対策
- Web上のキャンペーンの企画・実施
Webマーケターの仕事においてWebライター経験はとても役に立ちます。
なぜなら、Webマーケターの仕事において「書く」という行為が求められる業務が数多くあるためです。たとえば、以下の業務は「書く」ことが求められます。
- Web広告の広告文を作る
- SNSで投稿する文章を作る
- メルマガの執筆をすること
- LINEで配信する文章を書く
Webマーケターには書くスキルが求められる業務が多い以上、書くという実務経験が豊富なWebライターに相性抜群のキャリアアップ先になります。
Webコンサルタント
Webライターからのキャリアアップ先の1つとしてWebコンサルタントもおすすめです。
Webコンサルタントは、Webを活用したビジネスの成果向上を支援し、企業の成長をサポートする仕事です。具体的に行う業務としては、以下のようなものがあります。
- Webサイトの最適化や改善提案
- デジタルマーケティング戦略の立案
- 現状のWeb施策の課題と改善点の洗い出し
- Web上のデータの分析と改善提案
- 新たなWeb施策の提案
- SEO対策の改善点の洗い出し
- 新たなコンテンツ施策の提案
Webコンサルタントの仕事では、Webライター時代の経験が大いに役立ちます。
記事執筆で身につけた「情報整理力」や「読者理解のスキル」は、Web施策の企画や改善提案に応用できます。
さらに、Webライター時代にコンテンツSEOを学んでいれば、コンテンツマーケティングの戦略立案にも強みを発揮できます。
以上のようにWebコンサルタントの業務にはWebライター経験を活かせるものが多いです。そのため、Webコンサルタントは、Webライター時代の経験を活かせるキャリアアップ先になります。
Webライターにキャリアアップをおすすめする理由
次に私がWebライターにキャリアアップを目指す事をおすすめする理由について解説します。まず最初にキャリアアップをおすすめする理由をまとめましたので、ご覧下さい。
- AIに記事作成業務が代替される可能性があるため
- ブログやオウンドメディアの需要が減る可能性があるため
- 収入アップや将来性を高めることを実現するため
AIに記事作成業務が代替される可能性があるため
Webライターにキャリアアップが必要な理由は生成系AIに「記事を書く」という仕事の大部分が代替される可能性があるためです。
特にネット上にあふれている情報をもとに作成する記事はAIに代替される可能性が高いです。
ChatGPTをはじめとした生成系AIツールを使えば、ネット上にある情報をもとにブログ記事を作れます。
私自身、当サイトに掲載する文章の下書きの一部は生成系AIツールで作成しましたが、ある程度しっかりした原稿ができました。
生成系AIが進歩してきている以上、Webライターが生成系AIに負けずに生き残るためには、キャリアアップが欠かせません。
特に以下のようなスキルを身に付けることは生き残りに繋がります。
- AIでは生成できない専門性や独自性の高い情報を掲載できるようになる。
- 生成系AIツールでは提供できない付加価値をクライアントに提供できる存在になる。
生成系AIに代替されない存在になるためにも、Webライターにはキャリアアップが求められる点は押さえておきましょう。
ブログやオウンドメディアの需要が減る可能性があるため
ブログ記事の案件は今後減少する可能性があるので、Webライターはブログ記事作成以外の仕事にも取り組めるようにキャリアップするのが望ましいです。
なぜなら、企業の中にはオウンドメディアの運営に回していた予算の一部を動画コンテンツの作成やSNSの運用に回すことがあるためです。
それに以下のメディアのように、企業側の決定で突然運営が終了されるメディアが今後増えてくる可能性もあります。
メディア名 | 終了日 |
2022年3月31日 | |
2024年2月29日 | |
2022年2月1日 |
ブログ記事の執筆しか出来ない場合、受注できる案件の数が今後減る可能性があります。
そのため、ブログ記事作成以外の仕事にも取り組めるようにキャリアアップしておいた方が失業リスクを下げられます。
収入アップや将来性を高めることを実現するため
Webライターにキャリアアップをおすすめする理由は、キャリアアップをすると収入が上がる可能性があるためです。
Webライターが専門性や高いスキルを持てば、高単価な案件を受注できるようになります。そのため、キャリアップをして実力を上げれば、収入も上がる可能性があります。
現に私が以前働いていた企業では、Webライターに支払う報酬単価は以下のように依頼する業務に応じて分けていました。
|
報酬単価の目安 |
主な業務内容 |
|---|---|
|
文字単価1.3円前後 |
担当者が作成した構成案に基づいて記事を作る |
|
文字単価3円前後 |
記事構成案の作成と執筆を一貫して担当 |
|
時間単価2,000円程度 |
ディレクター業務を任せる |
以上のように、担当する実務や対応可能な業務レベルにより、報酬の目安単価が変わります。
そのため、キャリアアップをして難易度の高い案件に取り組めるようになれば、多くの場合は収入アップが見込めます。これは大きなメリットです。
身に付ければ価値を高められるスキルや資格
Webライターが身に付ければキャリアップに繋がるスキルや資格をこれからご紹介します。まずはじめにこれから取り上げるスキルや資格を一覧にしてみましたので、ご覧ください。
- 専門性の証明になる資格の取得
- SEOライティングのスキル
- ブログサイトの運営スキル
- キーワードマーケティングの知見
- SNS運用のノウハウ
- Webサイトの解析スキル
それぞれの詳細について、1つずつ取り上げていきます。
専門性の証明になる資格の取得
専門性の高さの証明になる資格を取得する事は、キャリアアップに繋がります。
スキルや知見の高さの証明ができるので、Webライターとしての価値を上げることに繋がるためです。
例えば、SEOへの理解度の証明になるSEO検定を取れば、SEOに対する知見がある事の証明ができます。また、以下のような資格や検定を取得すれば、有資格者としての知見がある事をアピールできます。
検定・資格名 | 証明の対象 |
FP2級 | 保険や資産運用に関する知見がある事 |
宅地建物取引士 | 不動産に関する知見がある事 |
日本化粧品検定 | 化粧品に関する知見がある事 |
基本情報技術者試験 | IT分野に関する知見がある事 |
SNSエキスパート検定 | SNSに関する知見がある事 |
薬事法管理者 | 薬事法に関する理解がある事 |
専門的な知識がある事の証明になる資格を取得すれば、資格や知見があるWebライター向けの案件に挑戦しやすくなります。
有資格者向けの案件は、通常のWebライティング案件よりも単価が高い事が多いです。そのため、受注できるようになればキャリアアップに繋がります。
SEOライティングのスキル
SEOライティングのスキルの習得は、Webライターのキャリアアップに繋がります。
SEOライティングを理解し、検索エンジンに評価される記事を作れるようになれば、SEOに強いWebライターとして活動できるようになるためです。
SEOライターになれば、SEOライティング案件にも挑戦できます。
SEOライティングを学び、狙ったキーワードでの上位表示を実現すれば、評価される実績になります。
実績ができれば、より高額な案件にも挑戦しやすくなります。
その結果として、単価アップと年収アップに繋がりますので、立派なキャリアアップの実現に繋がります。
ブログサイトの運営スキル
ブログサイトの運営スキルを身に付ければ、キャリアアップに繋がります。
ブログの運営スキルを身に付ければ、記事を書く以外の仕事も比較的簡単に引き受けやすくなるためです。
参考までにブログサイトの運営スキルを学べば、引き受けられる仕事を以下にまとめました。
- 作成した記事をブログサイト内に格納する業務
- 新しく記事を作成した方が良いキーワードの洗い出し
- 既にサイト上で公開されている記事の修正業務
- サイトやメディア内にある記事のSEO対策
- Webメディアの運営代行
以上のように、ブログサイトの運営スキルを学べば、記事を書く事以外の仕事にも挑戦できるようになります。
キーワードマーケティングスキル
キーワードマーケティングのスキルを身につけることは、Webライターにとって非常に有効なキャリアアップの手段です。
キーワードマーケティングというのは、Googleなどの検索エンジンで検索される語句を分析し、ユーザーの検索意図に合ったキーワードを効果的に活用して、サイトや記事へのアクセス数を増やすマーケティング手法です。
このスキルを習得すれば、以下のような業務を担当できるようになります。
- コンバージョンに繋がるキーワードの洗い出し
- 検索意図を満たすコンテンツ制作と企画
- リスティング広告に出稿するキーワードの選定
- SEO対策の対象になるキーワードリストの作成
これらの業務は通常のWebライターの業務範囲を超えるものばかりなので、できれば他のWebライターとの差別化になります。
そのため、他のWebライターではこなせない仕事を担当できるようになるので、企業側に一目置かれる存在になれます。
SNS運用のノウハウ
SNS運用のノウハウを身に付けることもWebライターのキャリアアップに有効です。
SNS運用のノウハウというのは、X(旧Twitter)やInstagramやTikTokなどのSNSのアカウントを運用してフォロワーを増やしたり、商品を売るためのノウハウの事です。
以上のような、SNS運用のノウハウを身に付ければ、以下を狙えます。
- 自身のSNSアカウントを運用して数多くのフォロワーの獲得
- 個人でSNSアフィリエイトで収益を出す
- 企業のSNSアカウントを運用代行し、代行報酬を獲得する
- SNSの投稿文の作成代行
- 企業のSNS運用担当者や広報担当として就職する事
WebライターがSNS運用のノウハウを身に付ければ、ブログ記事の作成だけではなくSNSに関連した仕事に関われます。
自身のSNSアカウントを成長させることで、あなた個人のファンを増やす事も十分に狙えます。
Webサイトの解析スキル
Webサイトの解析スキルを身につけることも、Webライターのキャリアアップにおすすめです。
Webサイトの解析スキルは、Webサイトへのアクセス経路や、訪問ユーザーの行動を分析し、サイト内の課題を発見するためのスキルです。
具体的には、GA4、サーチコンソール、ヒートマップツールなどを活用して分析を行います。
Webサイト解析のスキルを習得すると、次のようなことが可能になります。
- ユーザーが離脱しているページや箇所の特定
- 閲覧数は多いものの離脱率が高いページの抽出
- コンバージョンに貢献しているページの把握
- 検索順位は高いがアクセス数が想定より少ないページの発見
これらの発見は、クライアントのWebサイトの改善の提案に直結します。提案が採用されれば、ページの修正の仕事を請け負えるかもしれません。
それにWebサイトの課題や伸びしろの特定のためのWeb解析自体もお金をもらうことができる仕事です。そのため、Web解析のスキルを身に付ければ、Web解析の代行の仕事の受注も狙えます。
以上のようにWeb解析スキルがあれば、クライアントのサイトの課題発見から新しい仕事の受注まで実現可能です。
身に付ければ自ら新しい仕事を作れる存在になれるので、キャリアアップに繋がります。
オウンドメディアの運営担当者になる手順
- 個人でブログサイトを立ち上げてGA(Googleアナリティクス)とWordPressの操作を覚える。
- クライアントにGAを使った解析とWordPressの設定周りの仕事を依頼されるようになる。
- 改善するページを探し出し、修正することでアクセス数を上げる。
- 1つのWebメディアを解析からコンテンツ改善まで任されるようになる。
- 任されたメディアを伸ばしたところ、複数のオウンドメディアの運営自体を任されるようになる。
個人でブログサイトを立ち上げた
Webライターとして記事を書く以外のスキルがない状態に危機感を覚えた私は、Xサーバーを契約してWordPressでブログサイトの運営を開始しました。
そこで、アフィリエイトで利益を出し、ライター以外の収入源を作ろうとしましたが、あまり思うような収益は出ませんでした。
ですが、ブログを真面目に続けることで、以下のスキルが身に付きました。
- WordPressの操作方法
- アフィリエイトの始め方
- 収益の発生に繋がるキーワードの選定
- GAを使用してサイトの改善点の発見方法
- サイトのPV数を上げる方法
Web解析とWordPressの操作関連の仕事を依頼されるようになる
ブログ運営を通してWordPressの操作とGAの操作ができるようになった後には、記事を書く以外の仕事も引き受けられるようになりました。
というのも、Webライターとして記事の執筆を担当していた企業に、WordPressの操作とGAを使った基本的な解析ができることを伝えたところ、以下の業務も依頼されるようになったためです。
- WordPressサイトの設定変更
- WordPressサイト内にある既存記事の修正
- GAを使っての報告用レポートの作成
- GAを使ってサイト内の改善点の抽出
以上の業務を引き受ける事により、新規記事の執筆という従来のWebライター業務以外の仕事もこなせるようになりました。
課題があるページの特定と改善によるアクセス数向上
GAを使って、改善すべきページを見つけて、修正を続けるたびにクライアントのオウンドメディアのアクセスを増やせました。
改善すべきページのリライトをした結果、各記事で対策しているキーワードの検索順位が上がったためです。
検索順位が上がれば、Googleの検索エンジンから流入するユーザー数が増えるので、自ずとサイトのアクセス数が増えました。その結果として半年でサイトへの流入数は3倍に増えていました。
オウンドメディア運営からコンテンツ改善までを担当
ブログのリライトを通してクライアントのブログサイトのアクセス数を増やし続けた結果、オウンドメディアを丸ごと任せれるようになりました。
それに伴い、以下の業務を任されたことで、オウンドメディア運営の経験とスキルが得られました。
- 既存メディアの課題発見と改善
- 既に公開されている記事の中から修正対象のページの選定
- 新規対策キーワードの選定と記事作成
- サイトの収益化の施策の立案と実行
その結果、Webライターからオウンドメディアの運営担当者へのキャリアアップを実現しました。
キャリアアップ経験から言える事
私自身がWebライターからオウンドメディアの運営担当者にキャリアップした経験から、Webライターのキャリアップに欠かせないと感じた点をまとめました。
- ブログ運営をはじめたり、独学により新しい知識やスキルを身に付ける
- 身に付けた知識やスキルをいかせる仕事を受注し、実績を作る
- 積み重ねた実績を使ってより高単価な案件に挑戦する
- 引き受けた案件で結果を出し続け、クライアントに囲い込まれる
- クライアントからより難易度の高い仕事を任され、職域を広げる
- 普通のWebライターでは担当できない案件だけを任されるようになる
- 最終的にはWeb記事を書く仕事をほとんどしなくなるようになる
以上を時系列順に取り組めば、最終的には圧倒的なキャリアアップを実現できるはずです。
Webライターが抱えるキャリアアップの疑問点や悩み
キャリアアップを考えているWebライターがよく抱く疑問点や悩みについて解説します。これから取り上げるよくある疑問点や悩みは以下の通りです。
- Webライターはオワコンな仕事ですか?
- 初心者ライターの王道のキャリアパスを教えて
- Webライターとして生き残る道はありますか?
- ライティングスキルってどうやったら伸ばせますか?
- ゼロから書く以外のスキルを身に付ける方法は?
Webライターはオワコンな仕事ですか?
Webライターは決してオワコンな仕事ではありません。なぜなら、Webライターが増えているとはいえ、実力があり結果を出せるWebライターは多くないためです。
それにChatGPTをはじめとした生成系AIでは、経験談のような独自性の高い情報を記事の盛り込むのは難しいです。
そのため、AIでは書けない独自性のあるコンテンツを作れるWebライターになれるのであれば、全くオワコンの仕事ではありません。
初心者ライターの王道のキャリアパスを教えて
- クラウドワークスなどで初心者向け格安案件を獲得する
- 文字単価が1円程度の案件に挑戦する
- 文字単価が1.5円~2円程度のSEOライティング案件に応募する
- 構成案作成も行い、文字単価3円~5円を目指す
- 特定のジャンルへの特化をするか、より上流の業務ができるようになる
- Webライターよりも稼げる仕事に切り替えるか、高単価案件しか受けないプロのWebライターになる
簡単に解説します。
経験がない間は、初心者でも受注しやすい難易度の低いライティング案件に応募します。低単価案件を引き受けて経験とスキルが上がるたびにより難易度の高い案件に応募します。
そして、一定の実績や実力がついた頃には、特化型ライターになる事やWebライティングよりも上流の仕事を請け負うようになります。
最終的には、Webライターを卒業するか、普通のWebライターではこなせない高単価なライティング案件だけを引き受けるプロライターになります。
ライティングスキルってどうやったら伸ばせますか?
- PREP法やSDS法といった基本的なWeb記事の書き方を覚える
- 上手なWebライターが書いた記事を何度も読んだり、写経も行う
- 個人でブログサイトを運営し、Web記事を書く経験を積み重ねる
- 自身が書いた記事をプロに見てもらい、フィードバックをもらう
- SEOライティングやコピーライティングスキルといった、ライティング力の向上に繫がるスキルを適宜学んでいく
以上を続けていれば、ライティングスキルは徐々に上がります。ぜひ実践してみてください。
ゼロから書く以外のスキルを身に付ける方法は?
Webライターとして記事を書くことで毎日が忙しい場合、ライティング以外のスキルを学ぶのは難しいと思います。
ですが、以下を実践すれば新しいスキルを学ぶ時間の確保とスキル習得が実現できるはずです。
- 1週間の時間の使い方を見直し、無駄な時間を減らす
- Webライターの仕事の効率を上げ作業時間を削減する
- 趣味の時間を減らす
- 移動時間を含めた隙間時間を使って勉強に使う
- Webライターの仕事量を調整して、勉強に回せる時間を増やす
新しいスキルの習得は大変ですが、上記のどれか1つだけでも行い、日々の勉強時間を確保すれば、習得できるはずです。ぜひ実践してみましょう。
今回の内容のまとめ
Webライターの代表的なキャリアアップの方向性は以下です。
- 専門分野を持つWebライターになる
- 実績で際立つWebライターになる
- 色々なライティングができるようになる
- 既存記事の編集ができるようになる
- 上流工程の仕事が出来るようになる
Webライティングのスキルを活かせるWebライター以外の仕事の一例としては、以下があります。
- コンテンツの編集者
- Webライターを育成する講師
- コンテンツディレクター
- メディアの運営担当者
- Webマーケター
- Webコンサルタント
Webライターは収入を増やし、AI時代でも長く活躍するためにも、キャリアアップに取り組むことを考えたいです。
キャリアアップの一環として押さえておきたい、Webライターが身に付けると価値が上がるスキルや知見の一例は以下の通りです。
- 専門性の証明になる資格の取得
- SEOライティングのスキル
- ブログサイトの運営スキル
- キーワードマーケティングの知見
- SNS運用のノウハウ
- Webサイトの解析スキル
今回の内容がWebライターをしているあなたのキャリアアップに繋がると嬉しいです。