「Webライターは稼げない仕事だよ」、という言葉は１回くらい聞いたことがあるかもしれません。
現に、「Webライターをやっているけど全然稼げていない・・・」、という声はX（旧Twitter）等を見ればいくらでも見つかります。
それに筆者自身、Webライター職で働いていた時は年収200万円を切っていた時期があったので、Webライターとして稼ぎ続けるのは簡単ではない事は自身の経験を込めて言いたいです。
ですが、筆者の周りには稼げているWebライターの方々が複数いたのも事実です。彼らはWebライターであるにも関わらず、年収700万円以上はあったと推定されます。
つまり、稼げないWebライターは少なくない反面、稼げている人もいるのでWebライターの収入はその人次第、という結論になります。
そこで今回は、稼げないWebライターと稼げるWebライターの違いをご理解頂くために、以下の点を中心に解説していきます。
- Webライターが儲からない仕事と言われる理由
- 稼げないWebライターの特徴
- 稼げるWebライターの特徴
Web系クリエイターに仕事を依頼する企業の発注者責任者
早稲田大学卒。2015年からWebライターとしてWeb業界にデビュー。最初はライターとして年間200記事超えのペースでコンテンツ作成を担当。
その後、コンテンツディレクター、Webメディア運営の責任者にキャリアアップし、累計12のWebメディアをグロースさせる。現在は人材・教育系の会社でWeb事業部での責任者を務め、Web系フリーランスの方々にお仕事を発注している。
自身も現役のWeb人材であると共に、累計で100名程のWeb系職種の方と大なり・小なりのお仕事をしてきた事からWeb系人材のキャリア形成に精通している。
Webライターが儲からない仕事と言われる理由
まずは、「Webライターが稼げない仕事」と言われる主な理由をご紹介します。
初心者の間は低単価の案件しか採用されない
Webライターが稼げない仕事と言われる理由の１つ目は、初心者の間は低単価の案件しか採用されにくい点があります。
初心者のWebライターがいきなり単価の高い案件で採用されることは難しいです。なぜなら、高単価の案件はそれに値する記事のクオリティや専門性の高さが求めらるためです。
Webライターを募集している企業の立場としても、スキルの高いWebライターに依頼したいというのが本音です。そのため、初心者のWebライターを積極的には採用することは基本的にはありません。
必然的に、初心者Webライターの場合は、未経験ライターでも応募できる低単価な案件でしか採用されにくい、という現実があります。
初心者Webライターは時給500円を切ることもあるため
Webライターが稼げないと言われる2つ目の理由は、初心者の間は時給500円を切る事もあるためです。
大前提としてWebライターの働き方は、記事を執筆する仕事を引き受け、完成した記事を納品した際に報酬をもらう形です。
報酬は、時給○○円という形で働いた時間分もらえるのではなく、何時間かかろうと既定の額しか振り込まれません。
そのため、Webライターとしての経験値が浅く、記事の執筆に時間がかかる場合は時間単価の条件が悪くなります。
例えば、1記事1万円の案件の納品に25時間がかかったとします。その場合、時給換算での報酬額は400円。（1万円÷25）
参考までに、令和7年度の地域別最低賃金を見る限り、全国の最低賃金の平均額は1,055円です。
仮に時給換算で400円の条件で働く場合、時給換算では最低賃金の半額未満の条件になります。
以上の点を考えると、記事の納品に時間がかかる初心者ライターの間は、Webライターの仕事は全然稼げない事になります。
お金にならない仕事に時間を取られることがあるため
Webライターが稼げないと言われる理由の1つに報酬が発生しない仕事に時間を取られることが挙げられます。
一例としては納品後の修正依頼やテストライティングです。
修正内容が多いと無報酬の仕事が大量に発生する
納品後の修正依頼は回数を決められていないことが多く、場合によっては繰り返し修正を要求されることもあります。
修正をしている間は、報酬が発生しないことが多く、いわば無報酬で働いている状態になります。何度も修正依頼が来る場合、無報酬の仕事を何度も受けることになります。
無給のテストライティングも事実上のただ働き
また、採用テストの意味合いがあるテストライティングについても、無報酬のケースが割とあります。
テストライディングを受けて無事に採用されれば良いのですが、テストライティングで落ち続けてしまうとまた別の企業のテストライティングを受けることに。
ひどいケースでは、全然採用されないために数多くの企業のテストライティングを受け続けることになり、タダ働き状態が続く事もあります。
以上のような報酬が発生しない仕事に時間を取られる事が度々発生することが、Webライターは稼げない、と言われる理由の１つになります。
テストライティングについてより詳しく知りたい場合は、以下の特集ページをご覧ください。
» Webライター必見！テストライティング突破の秘訣
稼げないWebライターの特徴
次に稼げないWebライターに該当する代表的な特徴について解説していきます。あなた自身にも当てはまっているものがないか、確認してみましょう。
執筆速度が遅い
執筆速度が遅く、記事作成に時間がかかるWebライターは、時給換算した際に稼ぎが少なくなりやすいです。例えば記事単価が１万円の案件において、5時間で記事を書き上げれば時給換算で２千円（10,000÷5）です。
一方で執筆に20時間かかる場合は、時給換算では500円（10,000÷20）になります。以上のように、報酬単価と執筆にかかる時間で時給単価が決まる以上、執筆速度が遅いと稼げなくなります。
参考までに執筆速度が遅くなる主な理由についてはまとめてみました。
- タイピングスピードが遅い
- リサーチに時間がかかりすぎる
- リサーチ不足のまま記事を書いてしまう
- Web記事を書くことに慣れていない
- 記事の構成案が固まっていないうちに執筆してしまう
- 記事執筆に集中ができていない
執筆速度に自信がない場合、執筆速度が遅くなる原因を特定し、改善することが大切です。執筆速度の改善は時給換算での単価アップに繫がるので、ぜひ実践しましょう。
ライティングスキルが不足している
稼げないWebライターの特徴の２つ目としてライティングスキルが不足している、という点が挙げられます。
ライティングスキルが不足していれば、記事のクオリティが求められている水準に至らず、何度も修正依頼を受けることになります。
修正に時間を取られるとライティング案件をこなせる量が減るので、収入に限界が出ます。
しかも、クライアントが求める水準の記事を納品できない場合、納品拒否により、報酬が支払われないこともあります。
また、ライティングスキルが不足している場合、一定のライティングスキルが求められる中・上級者向けの案件も受注も難しくなります。
そうなると、ライティングスキルが低い人でも受託できる低単価な案件ばかりを受けざるを得ない結果になります。
以上のように、ライティングスキルが不足すると、こなせる案件の数の面でも案件の単価の面でも稼ぎにくい状況になります。
クライアントとのコミュニケーション不足
稼げないWebライターは、クライアントとのコミュニケーションが不足していることがよくあります。
コミュニケーション不足は手直し発生の元
記事を書くにあたり、クライアントの要望を執筆前にチャットやメールなどでヒアリングするのは当たり前です。
しかし、初心者Webライターの場合、最初のヒアリングだけで要望を汲み取るのは難しいものです。
要望を掴み切れていない状態で記事を書き上げる場合、クライアントの意向と全く異なる記事を納品してしまう恐れがあります。
仮にクライアントの意向と合わない記事を納品してしまうと、納品後に修正の依頼が高確率で発生します。しかも納品した記事の欠陥項目に対する修正依頼の場合、修正代が支払われないことが多いです。
そうなると、手直しが必要な部位の数だけ無給の仕事が発生します。
大量の手直しに追われる場合、新規の記事執筆を引き受けることに回せる時間が減るので、収入を上げる機会を失うことになります。
コミュニケーション不足は取引停止にも繫がる恐れがある
クライアントの要望に即していない記事を納品する場合、二回目の取引が無くなる結果に繫がる事があります。
クライアントの立場としては、要件を満たしていない記事はサイトへの公開が難しい「ゴミ記事」と評価せざるを得ません。
そんな「ゴミ記事」を納品するWebライターに対しては、積極的に二度目の仕事を依頼する事はありません。その結果として、Webライター側が継続案件を希望しても取引は一回きりになってしまいます。
以上のように、クライアントとのコミュニケーションが不足は取引を継続させる、という点においてもマイナスに働きます。
誤字・脱字が多い
誤字・脱字が多いWebライターも稼げない傾向があります。
大前提として誤字・脱字が頻出する記事をクライアントに納品する場合、クライアントの評価を下げる結果になります。
誤字・脱字が多いWeb記事を納品した際にクライアント側に与える恐れがある主な心証をまとめてみました。
- 「不完全な記事を納品する以上、仕事への真剣みが足りないのでは」
- 「誤字・脱字に気づかないのは、書いた記事の見直しをしていなさそう」
- 「修正の手直しが面倒なので、次は他のWebライターにお仕事を依頼しよう」
以上のような印象を与えることになり、継続的な取引の獲得が難しくなります。
継続的に仕事を振ってくれるクライアントを獲得できない場合、新規の取引先を開拓する必要があり、営業活動に時間を取られます。
その結果として、執筆に回せる時間が減り、収入を上げにくくなります。
誤字・脱字が多い記事を納品することは、継続的な取引を遠さげるもったいない行為であることを押さえておきましょう。
スケジュール管理ができない
スケジュール管理ができないWebライターは稼げない傾向があります。
Webライターに求められるスケジュール管理は、記事の納品日をはじめとしたクライアントとの約束を正しく把握し、遵守する事を指します。
スケジュール管理ができないWebライターが稼げない根本的な理由はクライアントとの間で様々な問題を起こし、安定した取引先の確保が難しくなることにあります。
スケジュール管理ができないWebライターが起こしがちなトラブルは以下の通りです。
- 納品期日を守れず、クライアントの信頼を失ってしまう
- 予定していたWebミーティングやWeb面談への参加を忘れてしまう
- 〇日までにしてください、というクライアント側の要求を守れず、クライアント側の評価を下げてしまう
以上のようなトラブルを引き起こすWebライターはクライアントに信頼されません。信頼を獲得できない以上、継続案件の受注が厳しくなるため、稼ぐ機会を失うことに繫がります。
単価が低い案件ばかりを引き受けている
稼げないWebライターの特徴の１つに単価の低い案件ばかりを引き受けている、ということが挙げられます。
初心者のWebライターは単価の低い案件ばかり請け負いがちですが、これでは数をこなしても労力の割に稼げません。
例えば、1ヶ月で文字単価0.3円、6000字程度の案件を30件こなしたとしても、稼げるのは54,000円（0.3×6,000×30）です。
1日1記事書いてやっとこの金額ですから、低単価の案件ばかりをこなしていれば十分な収入は期待できません。
初心者Webライターの間は高単価の案件に手を出しても採用されにくいのは確かです。
ですが、低単価の案件をこなしていると稼げないままです。そのため、低単価の案件を通してWebライティングの経験と実績を積み重ねた後はより単価の良い案件に応募するようにしましょう。
稼げない状況を抜け出すためには、低単価な案件を引き受けている状況を抜け出す事が欠かせないのです。
継続案件が取れない
稼げないWebライターがやりがちなのは、継続案件にならない単発の案件ばかり引き受けてしまうことです。
単発の案件ばかりを請け負うことの問題点は、毎回の案件ごとに発生する新規のクライアントとのやり取りに時間を取られることです。
コミュニケーションに時間が取られる場合、収入の発生対象になる記事を書くことに充てられる時間が減る事に繫がります。
記事を書く時間を確保するためにも、継続的にライティングの仕事を振ってくれる取引先の確保が欠かせません。理想は、毎月5本から10本といった記事をまとめて発注してくれる取引先です。
継続的に仕事を発注してくれる取引先を確保するために念頭におきたいポイントは以下の通りです。
- 継続的に仕事がもらえる見込みが高い案件に優先的に応募をする
- 単発の仕事を引き受けた企業に対して２回目以降の仕事がないか確認をする
- 二回目以降の仕事がもらえるように１回目の仕事で完璧な記事を納品をする
稼げない状態を脱却するためには継続案件の受注が重要になります。そのため、単発の案件しか受注できていない状況であれば、継続案件になりやすい仕事を受けるようにしたり、次の仕事がもらえるように最高の記事の納品を心がけましょう。
生成系AIでも書けるレベルの記事しか書けない
稼げないWebライターの特徴の１つに生成系AIでも書ける記事しか納品できない、という点が挙げられます。
生成系AIというのは、AIの中でも何かを生成することに特化したAIであり、学習したデータを元に新しいデータや情報を返してくれます。
生成系AIの中で特に有名なツールの１つにChatGPTがあります。
生成系AIの学習精度もかなり向上し、今や生成系AIによって作られた文章を記事にしてしまうことも可能です。
しかも、ネット上の内容を切り貼りした文章の場合、生成系AIのほうが読みやすくわかりやすく書ける事すらあります。
そのため、生成系AIでも作れる記事しか納品できないWebライターの場合、仕事がどんどん生成系AIに奪われ、稼げなくなる可能性が高いです。
稼げない状況を脱却するためにも生成系AIでは書けない独自性や専門性のある記事を書けるWebライターになることが求められます。
色々なジャンルに手を出してしまっている
稼げないWebライターの特徴の一つに、「色々なジャンルに手を出している」ことが挙げられます。
色々なジャンルに手を出すと特化型ライターになりにくい
幅広いジャンルに手を出すWebライターは、結果的に「稼げないライター」になりやすいです。
複数のジャンルを同時に扱うと、一つひとつの分野に対する知識や経験が浅くなります。
その結果、専門性の高い記事の執筆が難しくなるため、報酬額が高単価になりがちな専門性の高い記事の執筆が求められる案件の受注が難しくなります。
さらに、幅広いジャンルを扱うWebライターは特定のジャンルに特化したWebライターと異なり、記事の執筆の度に詳しくリサーチをする必要があります。
リサーチに時間がかかる以上、1記事を仕上げるのに要する時間が長くなるので、時間単価が上がりにくくなります。
以上のように、幅広いジャンルに手を出すことは専門性の高い記事執筆が求められる高単価の案件を獲得する面でも、時間単価を上げる際にも足かせになります。
色々な分野に手を出す弊害から抜け出すための心得
心がけたいこと | 詳細 |
| 得意ジャンルは1〜2つ程度に絞る。 | 興味のあるジャンルや過去の経験を活かせるジャンルを選び、専門知識を深める。 |
| 特定のジャンルの記事を積極的に執筆する | 同じ分野の記事を継続的に執筆し、スムーズに書けるようになる。 |
| 詳しくないジャンルの案件はなるべく引き受けない | 知識が浅い分野の案件は避ける。それにより、リサーチに取られる時間を節減できるので、1記事執筆に要する時間を短くできる可能性がある。 |
以上を心がければ、狙った特定のジャンルの記事執筆経験を積み重ねやすくなります。
結果として、特化型ライターになる道も開かれ、専門性の高い記事執筆が求められる高単価なライティング案件も受注しやすくなります。
当然、稼げない状況を抜け出すことにも繫がりますので、受ける案件のジャンルは絞る事を検討しましょう。
毎月のこなす案件の数が少ない
稼げないWebライターの特徴の一つに、「こなす案件の数が少ない」ことが挙げられます。
Webライターの月収の決まり方
- 月に書いた文字数×平均の文字単価
- 月に書いた記事数×平均の記事単価
以上の前提に立つと、Webライターが月収を上げるためには、単価を上げるか毎月執筆する記事の本数や文字数を増やす事になります。
単価を短期間で大きく上げることは難しいですが、毎月の記事の執筆本数や執筆する文字数は記事執筆のスピードを上げれば、改善できます。
そして、記事の執筆スピードが上がり、毎月納品できる記事数が増えれば、月収が上がる可能性が高いです。
例えば記事単価が1万円の案件を引き受けるとします。その場合、記事数に応じて月収は以下のように変わります。
記事の本数 | 月収 |
10本 | 10万円（1万円×10本） |
20本 | 20万円（1万円×20本） |
30本 | 30万円（１万円×30本） |
以上のように、毎月引き受けられる案件数によって月収が大きく変わるのです。
執筆する案件の数を増やすために心がけたいこと
経験が浅いWebライターは、最初から高単価案件を受注するのが難しいため、収入を増やすには、こなせる案件数を増やすことが重要です。
こなせる案件数を増やすために心がけたいポイントをまとめてみましたので、ご覧下さい。
心がけたいこと | 詳細 |
受注数の目標を設定する | 月に○記事納品する、週に○記事納品する、といった形で具体的な目標数を決め、決めたペース通りの納品を心がける。 |
スキマ時間を活用する | 1日のスケジュールを見直し、短時間でも執筆を進める習慣をつける。 |
継続案件に繫がる仕事を優先的に受ける | 単発の記事制作ではなく、継続的な記事制作の依頼が発生しそうな案件や企業の仕事を優先的に受けるようにする。 |
作業スピードを向上させる | タイピング速度の向上、ライティングテンプレートの活用、リサーチの効率化などで生産性を上げる。 |
こなせる案件数を増やし、実績を積み重ねれば単価も上げやすくなります。
そのため、まだ稼げていない間は案件数にこだわり、数をこなすことでの収入アップと実績数の積み上げに取り組みましょう。
稼げないWebライターが稼げるようになるために心がけたい事
次に稼げないWebライターが、稼げるWebライターになるために行っておきたい具体的なアクションをご紹介します。
専門知識を身につけたり資格を取得する
稼げないWebライターを脱却することに繫がる行動の1つに、専門知識の習得と資格の取得があります。
大前提として、特定のジャンルに詳しくなれば、専門家でしか書けない深い情報を記事に盛り込めるようになります。
しかも事前知識のおかげで、リサーチにかかる時間も削減できるので、1記事の執筆に要する時間も短くできます。
以上のように、専門知識の習得や資格の取得を通して特定のジャンルに詳しくなることはメリットばかり。そして、特に資格の取得はおすすめです。
実は特定の資格取得者を対象としたライティング案件は少なくありません。つまり、資格を取得すれば、有資格者向けのライティング案件への応募の道が開けます。
しかも、資格を取得すればプロフィールに資格の保有を書けるので、あなたのジャンル理解度の高さを客観的に証明できます。
そのため、現状でメインで受注しているジャンルや、今後受託したいジャンルが明確であれば、関連した資格の取得に取り組むことを考えましょう。
SEOライティングを学ぶ
稼げないWebライターを抜け出す際に、SEOライティングのスキルを学ぶことは有効です。なぜなら、SEOライティングができるかどうかで文字単価が大きく変わるためです。
SEOライティングというのは、Googleをはじめとする検索エンジンに最適化させることで、特定のキーワードで検索された際に上位表示されやすい記事を書くためのライティングスキルです。
SEOライティングができると、SEOライティングができるWebライター向けの案件に応募ができます。
SEOライティングが求められる案件は、通常の記事執筆案件よりも高単価な案件が多いです。
最低でも文字単価は１円以上のことが多いですし、案件次第では文字単価が３円を超えるものもあります。
SEOライティングの本質について勉強をするのにおすすめの一冊として、『沈黙のWebライティング』があります。
ストーリーと解説文を交互にした構成で読みやすく、SEOライティングの要点が一冊にまとまっています。学習の足掛かりとして読んでみてください。
実績をつけて単価の高い案件の受注を狙う
いつまでも低単価案件ばかりでは稼げませんので、ある程度の実績をつけた後には単価の高い案件の受注を目指しましょう。
最低限の実績を作った上で文字単価１円以上の案件の受注を目指す
初心者Webライターはなかなか単価を上げにくいと思いますが、低単価案件を2件〜3件こなし後には文字単価1円以上の案件に応募してみても良いでしょう。
実は文字単価1円〜1.5円くらいの案件でも初心者歓迎と書かれているものも少なくありません。低単価案件の受注の実績が複数あれば、応募すれば受注できる可能性は十分にあります。
文字単価1円〜1.5円くらいの案件で月20〜30本の記事作成をこなせるようになれば、月収20万円も十分に狙えます。
月収20万円以上を狙いたくなった時点で、SEOライティングが必須の高単価案件を狙ってみるのも良いでしょう。
実績を積み重ねることで徐々にでもより高単価な案件に挑戦する
稼げないWebライターを卒業するためには、以下の順番で徐々にでも単価の高い案件に挑戦をしていく姿勢が重要です。
- 単価の低い案件で実績を作る
- 上記の実績と経験をいかしてより単価の高い案件に応募する
- スキルと自信がついた時点でSEOライティングが必須の高単価な案件に挑戦する
- 決めた基準の文字単価以外の案件は全て断るようにする
十分な実績を積んだ後であれば、初心者では受注が難しい単価の高いライティング案件の受注も狙えます。安定的に単価の高い案件を受注できるようになれば、稼げない状況から抜け出しているはずです。
クライアントと信頼関係を築いて継続案件をもらう
安定して稼げるようになるためには、クライアントと信頼関係を築いて継続案件をもらう事が有効です。継続案件の良いところは、営業をせずとも仕事がもらえることです。
しかも、クライアントとの関係性ができているので納期についてもはじめての仕事相手と比較すると相談しやすいです。
さらに、継続案件をこなすと単価アップが打診されたり、より稼げる仕事を振ってもらえることもあるので、単発案件をこなす時よりも効率よく収入を上げられます。
メディア運営をはじめとしたWebマーケティング全般に詳しくなる
Webライターとしてより稼ぎたい場合、ライティングスキルのみならず、Webマーケティング全般に詳しくなるのが有効です。
Webマーケティング全般に詳しくなれば、Webライターとして記事を書くのみならず、Webメディアの成長に繫がる記事の提案もできます。
加えてアクセス解析やコンテンツSEOに関する知識をアピールできれば、メディアの数値分析やリライト関係の仕事を依頼される可能性もあります。
収入アップに繫がる知見である以上、稼げないWebライターを脱却したい人にはWebマーケティング全般の知識を学ぶ事をおすすめしたいです。
参考までにWebマーケティング全般の知識を学ぶなら、「沈黙のWebマーケティング」という書籍を読むのがおすすめです。
先述した、「沈黙のWebライティング」と同様の構成で、読みやすく全般的な知識を学ぶことができます。
高単価案件を獲得するためのコツ
稼げないWebライターを抜け出すためには高単価案件を獲得することが重要だとお伝えしてきました。しかし、高単価案件を獲得すること自体が難しいという人も多いでしょう。
そこでここでは、高単価案件を獲得するためのコツについて解説します。どれもちょっとした工夫でできることなので、適切なタイミングで試してみてください。
実績をつけてプロフィールを充実させる
高単価案件の獲得を目指すのであれば、実績を積み重ねたうえでプロフィールにしっかりと書きましょう。
プロフィールに実績を記載した方が良い理由は、しっかりとした実績がある事が伝われば、案件に応募した際の採用率が上がるためです。
それに実績がない人に比べると高い単価も出してもらえる可能性もあります。
現に複数の企業でWebライターの採用をしていた私自身、しっかりとした実績があるライターさんの場合、Web面接は簡単な確認しかしませんでした。それに、文字単価については、希望額をそのまま認めたこともあります。
以上のように、しっかりとした実績がある事を企業側に伝えることが重要です。
そのため、Webライターとしての実績を重ねると共に積み重ねた実績が企業側に伝わるようにきちんとプロフィールに書くようにしましょう。
プロフィールに実績を記載する際のポイント
プロフィールに実績を記載する際には、あなたのプロフィールに目を通す読み手に実績の中身が伝わるように書きましょう。そのためにも、プロフィールに記載する実績は具体化と数値化を心がけたいところです。
一例としては、以下のような内容を記載するようにしましょう。
- どんなテーマの記事を何本くらい書いてきたのかを明記する。
- SEO記事であれば、上位表示させた記事は何本あるのかを記載する。
- クラウドソーシングの平均的な満足度のスコアー値を記載する。
記載内容の具体化や数値化を心がければ、あなたの実績の凄さを客観的に伝えやすくなります。
以上のように、きちんとした実績を作り、その実績を読み手に伝わるようにプロフィールに記載する事が重要です。
Webライターのプロフィールに関するより詳しい情報は以下のページでまとめています。
» Webライターのプロフィール、採用担当者はココを見ている！
実力を証明できるポートフォリオの準備をする
高単価の案件の獲得を目指すのであれば、実力を証明できるポートフォリオを用意しましょう。
ポートフォリオというのは、あなた自身のプロフィールや実績を一つにまとめたプロフィールの拡張版の資料のようなものです。
言ってしまえば、制作実績のまとめ集であり、営業資料みたいなものです。
ポートフォリオには、 過去に執筆した記事のURLや得意ジャンル、実績、自己PRなどを分かりやすくまとめましょう。
そしてポートフォリオ内に掲載する記事は、あなたの得意ジャンルの記事やライティング力の高さのアピールに繫がる自慢の記事にするのが望ましいです。
あなたの実力の高さを証明できるポートフォリオが完成すれば、高単価案件を獲得しやすくなります。
ポートフォリオの詳しい作成方法については、以下のページでまとめていますので、ぜひご覧ください。
» Webライターの仕事獲得！ポートフォリオ活用
メッセージを添えて高単価な案件に応募をする
高単価案件に応募する際、自由記入欄などに必ずメッセージを添えましょう。
実は案件の受注において、ライティングスキルや実績だけではなく、人柄の良さを伝えることも大切です。
クライアントとしては自社の案件を前向きに引き受けてくれる人と仕事をしたいためです。そのため、応募時には案件に対する意気込みをきちんと伝えることが有効です。
特に、採用されたらどんな姿勢で案件に取り組むかや案件に応募をした背景事情や想いを伝えておきたいところです。
稼げる一部のWebライターが持つ特徴とは？
次に稼げないWebライターとは真逆の存在である稼げるWebライターの特徴についてご紹介します。
そのためにも、筆者の周りにいた、稼げているWebライターの方々が兼ね備えていた共通点をまとめてみました。
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特徴 |
詳細 |
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継続的に勉強をしている |
最新のSEOのアップデートに常にアンテナを張っていたり、Webライティングだけではなく、Webマーケティングにも精通していて、とにかくよく勉強されていました。 |
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仕事へのこだわりが強い |
記事を作成するためのリサーチに時間をかけたり、実績をアピールするポートフォリオサイトについては、文章量やデザインにまでこだわっていました。 |
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最初に量をこなした上で徐々に質重視にシフトしている |
ライティングの練習のために個人で運営しているサイトに記事を100記事アップしていたり、多くの書籍を読んでインプットを積み重ねていたりと最初に圧倒的に量をこなしていました。 その上で量をこなしたからこそ分かる無駄をそぎ落とす事で質も上げていくようになり、徐々に効率重視の働き方にシフトしていました。 |
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『Webライター×●●』といえる要素がある |
Webライティングのスキルに加えて、Webサイトのデザインを整えるデザインやコーディングのスキルを持っていたり、セールスコピーライティングの知識があったり、海外経験が豊富だったり、といった独自の強みがありました。 その強みとライティングスキルを組み合わせて稼いでいました。 |
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管理能力に長けている |
納期管理はもちろん、自分や周りの人を管理するマネジメント力がある人ばかりでした。 管理能力がクライアントに評価されてディレクターの仕事を振られたり、ディレクターとしてクライアント先に入社することを打診されている人ばかりでした。 |
総じて言えるのは、普通のWebライターが100%で終わらせるところを120%やっているような人ばかりでした。稼げないWebライターを抜け出して、稼げるWebライターを目指す際の参考にしてみてください。
稼ぎたい目標金額別にWebライターが実践したい事を解説
次に、稼ぐことを目指す金額別にWebライターが実践しておきたい事を具体的にご紹介します。
月20万円を稼ぐ
初心者Webライターがひとまず目標にする金額はこの月20万円です。月20万円を稼げれば独身であればWebライター１本で生活することも不可能ではないためです。
月20万円を稼ぐには、ある程度の実績を積み、文字単価1.5円の案件を継続的に取れるようにしたいです。
文字単価1.5円の案件を獲得できれば、1記事5,000文字の記事を30本納品すれば20万円の稼ぎが実現します。（1.5×5,000×30＝22.5万円）
文字単価1.5円の単価の案件はSEOライティングができれば、クラウドワークスやランサーズでも結構見つかります。
また、SEOライティングが苦手であれば、文字単価1円程度のライティング案件を受注し、月20万文字書く、という手もあります。
以上のように、月20万円であれば一定の単価の案件を継続的に受注できれば、達成はそこまで難しくありません。
月30万円を稼ぐ
月30万円の稼ぎを目指すのであれば、普通のWebライターから脱却する必要があります。
端的に言えば、普通のWebライターであれば、受注が難しい中・上級者向けの単価の高いライティング案件の受注を目指す必要があります。
なぜなら、文字単価1円の案件で月30万円を稼ぐ場合、30万文字を書かなくてはいけないためです。これは、月30日で計算すると、1日1万字を毎日書くことが求められるのでとても大変です。
一方でSEOライティングの実績を積み重ねる等し、文字単価3円のライティング案件を定期的に受注できれば達成が目指せます。
現に文字単価3円でかつ5,000文字のライティング案件であれば、月20本納品すれば30万円の稼ぎの達成が可能だからです。（3円×5,000×20本＝300,000円）
また、SEOライティングのスキルを活かして記事のディレクションやリライト案件等もこなせるようになれば、より稼ぎやすくなります。
以上のように、月30万円を稼ぐことを目指すのであれば中・上級者向けの比較的単価の高い案件を継続的に受ける必要があります。
月50万円を稼ぐ
文字単価5円以上の案件の受注を狙いたい
受注を目指したいのは、上級ライター向けの高単価なライティング案件やインセンティブが発生するライティング案件です。
参考までに文字単価が5円の記事執筆案件であれば、50万円は1ヶ月で10万文字執筆すれば達成できます。（50万円÷5円＝10万）
そして、10万文字というのは、仮に記事の文字数が5,000文字のライティング案件であれば、20本納品すれば達成できます。（10万÷5,000＝20）
つまり、文字単価5円、基準文字数が5,000文字の案件を月20本納品すれば達成できます。
参考までに文字単価5円を超える案件は、取材記事や学術記事といった専門性の高い記事や有資格者向けの記事が多いです。
そのため、文字単価５円以上の案件に応募をした際に、無事に採用されるだけの実績や資格を含めた経歴を持つ事が大切です。
中級者向けのライティング案件でもインセンティブを打診すれば達成可能
文字単価５円の案件が取れない場合、文字単価が2.5円程度の中級者向けのSEO記事に対して、上位表示をした際のインセンティブ報酬を提案し、認めてもらうのも手です。
無事にインセンティブが発生すれば、総報酬と文字数の関係（文字単価での報酬とインセンティブの報酬の合算額÷文字数）で計算される実質の文字単価が5円を超えることは十分に狙えます。
例えば、文字単価2.5円の5,000字の案件で上位表示の際のインセンティブが15,000円の場合、文字単価は以下のようになります。
（5,000×2.5円＋15,000円）÷5,000＝5.5円（文字単価）
以上のような形で平均的な文字単価を5円以上にした上で、一定の案件数をこなすことが月収50万円の実現の秘訣です。
稼げないWebライターがよく抱く疑問点
次に稼げないWebライターがよく抱きがちな疑問点について答えていきます。
周りのWebライターはどれくらいの収入があるの？
年代 | 平均年収 | 男性平均年収 | 女性平均年収 |
20代 | 322万円 | 339万円 | 316万円 |
30代 | 394万円 | 429万円 | 362万円 |
ただし、上記はあくまで平均年収なので、各Webライターの年収には大きな幅があります。
例えば会社員の傍ら取り組む副業ライターの場合、月5万円未満、つまり年収60万円未満のケースがよくあります。
一方で、専業ライターでかつ、セールスコピーライティングなどのスキルがあれば、年商ベース1,000万円以上稼ぐ人もいます。
以上のように平均年収は大きく稼いでいる一部の専業のWebライターと副業のWebライターが合わさって算出されるので、あまり参考にならない数字です。
ですが、スキル次第ではWebライターの仕事は年収1,000万円を狙うことが不可能ではない事と平均年収が400万円に近い、という点は押さえておきましょう。
稼げていないのでもうやめておけと言われますが、どうするべきですか？
稼げていない上にご自身の生活が成り立っていないのであれば、生活の基盤となる別の仕事を確保しておいたり、副業ライターであれば本業を辞めないのが無難です。
生活に余裕がない状態であれば、稼げていないWebライターの仕事を続けることは難しいと思います。それに、仮に続けたとしても経済的な問題から遅かれ早かれ、途中で挫折するのが目に見えています。
そのため、生活の基盤となる他の仕事を優先した上で、Webライターの仕事は好きであれば片手間で続けるのがよいでしょう。
片手間で細々と続けることで実績をコツコツと積み重ねれば、徐々にWebライターの仕事の単価も上がるはずです。
単価が上がり、Webライターの仕事だけでも食べていけるだけの稼ぎが見込めるようになれば、Webライターの仕事を本業にする、という選択肢も出てきます。
一方、Webライターとして稼げていない上に仕事を続けるのが苦痛になってしまうようであれば潔く辞めるのも手。継続することは確かに大事ですが、稼げていない仕事に執着する必要はありません。
仕事がなかなか取れず稼げないのですが、どうすれば取れますか？
Webライティングの仕事がなかなか取れない場合、状況の改善に繫がる行動に取り組みましょう。状況の改善に繋がる行動の一例を一覧にしてみましたので、ご覧下さい。
| 改善策 | 詳細 |
|---|---|
| プロフィールと提案文を見直す | クライアントはWebライターのスキルや実績を重視するため、得意ジャンルや過去の実績や強みをプロフィールに明確に記載しましょう。また、提案文では、「なぜ自分が適任なのか」が論理的に伝わる文章を送るようにしましょう。 |
| 実績がない間は、低単価の案件から応募する | 実績がないうちは高単価案件を狙いすぎると採用されにくいです。まずは低単価でも確実に受注できる案件をこなし、実績を積み重ねましょう。 その上で一定の実績ができた段階でより単価の高い案件に挑戦するようにしましょう。 |
| 応募の数を増やす | 何件かのライティング案件に応募して落ちたとしても諦めず、毎日複数の案件に応募しましょう。 応募数を増やせば、案件を獲得できるチャンスが自ずと増えるので、案件の応募を継続的に行うようにしましょう。 |
| ポートフォリオを作る | あなたの実力を伝えるためにも、過去の実績や過去の執筆記事のURLをまとめたポートフォリオを作成しておきましょう。 ライティングの実績がない場合、「練習で書いた記事」やアメブロやnote上で作成したブログ記事のURLを掲載するのも有効です。 |
以上の全てまたは一部を行えば、仕事が取れない、という状況が好転することが期待できます。できるところからやってみましょう。
稼いでいるWebライターが絶対にしない事ってある？
私が過去にお会いした稼いでいるWebライターは自分の価値や仕事のクオリティを下げるような行動は基本的にしませんでした。
参考までに彼・彼女達がしていなかったことの共通項の一例は以下の通りです。
- 納期には絶対に遅れない
- 誤字・脱字を含めた小さなミスを発生させない
- 自分の決めた単価以下の仕事は引き受けない
- 複数のクライアントを持ち、１社のクライアントに依存しすぎない
- 自分を変に卑下することもなく、過大評価もしない
- 仕事に支障が出る不規則な生活はしない
- クライアントとのやり取りで感情的にならない
- 現状のスキルに満足しない
おすすめの稼げるジャンルを教えてください
おすすめのジャンルはあなたの興味・関心で変わりますが、稼ぎやすいジャンルの一例としては以下があります。
- 金融系
- 不動産系
- キャリア系
- 副業系
上記の4つのはアフィリエイトの報酬単価が1万円を超える高単価の案件が多く、メディア運営にお金をかけられる事業主が多いと思われるジャンルです。
金融系は定番ですが、最近は仮想通貨やFXといったジャンルの需要が特に高まっており、今からでも十分に参入できます。さらに投資も始めれば、自身の経験をコンテンツに入れることができます。
不動産系は知識や経験のある人が重宝される傾向があります。
そのため、不動産会社での勤務経験や不動産投資や宅建の勉強をした経験が少しでもあれば経験をアピールすると採用されやすくなります。
キャリア系や副業系はご自身の経験をいかせることも多いので、案件と関連した経験を持つ人にはぴったり。独自性の高い記事を書けることを応募時に伝えれば、採用される可能性が高まります。
稼ぎやすいジャンルをお探しでしたら、今回ご紹介した4つのジャンルに着目してみてください。
単価が高い案件はどのサイトで見つかりますか？
サクラサクワークスというサイトは、文字単価2円以上が77%と他サイトに比べて高単価案件を見つけやすいのでおすすめです。
しかも、システム利用料がゼロなので、効率的に稼ぐことが可能です。
これまでサクラサクワークスを利用していないのでしたらぜひ登録をしておきましょう。ただし、サクラサクワークスはクラウドワークスやランサーズと比較すると案件数が明らかに少ないです。
そのため、サクラサクワークスで高単価な案件に応募しつつも、案件数が多いクラウドワークスやランサーズも併用することが望ましいです
全然稼げずに生活ができない時はどうするべきですか？
全然稼げずに生活ができない場合は、Webライターの仕事を一度中断し、アルバイトでも構わないので生活できるだけの収入が得られる仕事の確保に取り組みましょう。
生活ができないとそれだけで頭がいっぱいになってしまってしまい、正常な判断が難しくなりますし、ライティングの仕事も捗らないはずです。
そこでまずは当座で必要な生活費をWebライター以外の仕事で稼ぎ、生活できない状況を抜け出しましょう。
今の時代は人手不足が騒がれているので、アルバイト、派遣社員、タイミー等の隙間バイト、配達員になる等、色々な仕事に挑戦できます。
新しく始めた仕事で安定収入を得た上で、その仕事の休日や隙間時間などでWebライティングの仕事を再開することをおすすめします。
今回の内容のまとめ
今回は、稼げないWebライターと稼げるWebライターの違いや稼ぐために心がけたいこと等についてお話ししてきました。
これまで取り上げた内容の中で特に重要なポイントを改めて一覧にしてみましたのでご覧ください。
- Webライターの仕事は初心者の間は時給500円を切る事もある。
- 稼げないWebライターは、執筆スピードやライティング力などに課題がある事が多い。
- 継続案件が取れないことや低単価案件ばかり引き受けると稼ぐのは難しくなる。
- 稼げない状況を抜け出すには、スキルアップや専門性を高めることが重要である。
- 高単価案件の受注にはスキルや実績に加えてプロフィールへのこだわりやポートフォリオの準備が大切。
- 稼げるWebライターは勉強家であり、仕事へのこだわりと独自の強みがある人が多い。
- Webライターが月30万円以上の稼ぎを狙う場合は高単価な案件の獲得が事実上必須。
- 稼げない間はWebライター以外の仕事をしながら、片手間でライティングの仕事に取り組むのも手。
Webライターは稼げない人もいれば稼げている人もいる、というのが現実ですが、稼げる人は総じて正しい努力を積み重ねています。
そこでもしあなたが稼げていない側のWebライターでしたら、今回の記事の内容を改めて見返した上でできることをやってみてください。
できることから少しずつ取り組んで頂ければ、稼げない、という状況の改善に繋がるはずです。